ブライドルレザーの名刺入れを「アニリンカーフクリーム」で保革した

今年の2月に買って、およそ4か月ほどブライドルレザーの名刺入れを使ってきました。

ここまではブライドルレザーのたっぷりしみ込んだロウと堅牢な革質をそのまま楽しみつつ、特にメンテナンスをしないまま使ってきました。
http://ryu.jpn.com/archives/4483

ただし今回、ちょっと気になる部分があってはじめてのメンテナンスをしようと思い立ちました。4か月経過しての全体感はこんな感じです。

 

こうして見ると、大分光沢が出ています。テラテラとした輝きはブライドルレザーの特長だと思っているので、うれしいです。実際にはよくよく見ると、写真には写らないキズやシワも刻まれています。

 

 

そして、今回気になったのがこの折り返し部分のシワです。ほうっておくとシワからヒビ割れしちゃうのではと心配になる雰囲気です。ここは保革しておかないとと、いろいろ調べてブライドルレザーの保護にはモゥブレィの「アニリンカーフクリーム」がいい。と評判を聞きました。

 

アニリンカーフクリームはデリケートクリームやシュークリームジャーよりも固形度が強い感じ。サラサラではなく、ドロドロとしています。そして、鼻にツンと香る刺激臭があります。

 

 

商品の説明を見ると、しっかり「ブライドルレザーやコードバンに」と書いてある。頼もしいです。

 

 

説明書きにある通り、布にちょっととって、膜を張るように優しく塗布していきます。

 

 

こんな感じでうっすらと白い膜ができたような表情になりました。浸透するというより、膜を作って保護するという感じ。馴染ませるように、ブラッシングして仕上げます。

 

 

ブライドルレザーは堅牢な革だけに、メンテナンスしても簡単には表情は変わりませんでした。でもきっと、こうしたメンテナンスのひと手間でより永く使える革になるのだと思います。

光沢が増してよい表情になってきたブライドルレザーの名刺入れ。引き続きエイジングを楽しみながら、大切に使っていきます : )

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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