サッカーワールドカップ日本代表の戦いを観ていろいろ思うことと、息子の戦績予想の記録

日本代表の戦いはサッカーでも野球でも熱がこもるタイプです。

今回のロシアワールドカップに対しては日本全体の温度感と同様で、はじまるまではそんなに熱を感じていませんでした。が、幸い初戦のコロンビア戦を会社の同僚と一緒にリアルタイムで観ることができ、かつ劇的な勝利をあげてくれたことで一気にヒートアップしました。

先日のセネガル戦もこれまでは家族に気を遣って深夜の試合はテレビで観ることは少なくなっていたのですが、初戦の勝利に加えて、息子が今年からサッカーをはじめて家族全体でサッカーに対する興味が高まっていたこともあって、声を殺しながらではありますが日曜の深夜にリビングのテレビでリアルタイムで観ることができました。

専門的なことは言えないし、最近は上のような事情であまり熱を込めて観ていなかったのですが、それこそドーハの悲劇の頃から日本代表を観てきたリアルタイム日本サッカー世代なので、今回のこれまでの日本代表の戦いっぷりから思うことをまとまりなく書いておきたいと思います。

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サッカーロシアワールドカップ 予選第2戦までの日本代表のよいところ

大迫のなんかやってくれるかも感

きっとコロンビア戦の最初の3分で相手DFに競り勝ったことから、そんな感覚を持てるようになりました。大迫ハンパないBOTは以前からチラ見していましたが、そういう背景やストーリーも持っていたことも大きいです。周囲にもそんな感覚があって、前線に張っている大迫に縦パスが数多く供給される状況を作っています。

後ろを向いてボールをもらって、反転して前を向こうとするアクション。この繰り返しが何度も日本にチャンスをもたらしています。かと思えば、最終ラインまで戻って「ヤバい!」と思ったときに大迫がクリアしてくれるといような、そんな献身的なプレイも本当に好感が持てて、やっぱりハンパないです。

柴崎のオレがチャンスを作るんだという覚悟

中盤の底で柴崎が前を向いてボールをもらうと期待感が沸いてきます。しっかりとボールを落ち着けて、周囲を見渡してからの縦パス一閃。ゾクっとします。テレビ放送で本人の意気込みが紹介されていましたが「自分がチャンスを作らなければ誰が作るんだ」という覚悟と意気込みが素晴らしいです。ちゃんと決定的なパスを出した後も前線に走り込み、ペナルティエリア内でいつでもラストパスを受けられるようにしているポジショニングもすばらしいです。

中盤で困っているときの長友、酒井宏樹の駆け上がり

柴崎から大迫への縦パスは相手にとってとても脅威で、だからこそ真ん中がタイトになってくるのですが、そのときに効いているのが左右のSB、長友と酒井のオーバーラップです。中盤でパスの出しどころがない、と思う刹那どちらかが颯爽と駆け上がり、ちゃんとそこにボールが流れて試合が動き出します。困っているときにしっかり稼働する、なんとも心強い二人です。

昌子の大物食い

ディフェンスでは昌子の献身が目につきました。コロンビア戦ではファルカオ、セネガル戦ではニヤンと。相手の攻撃の要となる危険人物にぴったりと寄り添い、決定機を何度も防いでいました。一見おっとりとしていて愛嬌ある表情の昌子ですが、フィジカルもメンタルも強さが感じられました。

ワールドカップに愛されている本田

長友は2戦目の同点ゴールをあげた本田を「ワールドカップに愛されている男」と評しましたが、ぴったりな表現だと感じました。1戦目のコーナーキックからのアシスト、2戦目のゴール。途中出場ながらしっかりと結果は残しています。でも、輝きは両試合ともそのハイライトのみ。その他はあんまり存在感はありませんでした。でも、それでいいのかもしれません。それでも結果を残せるから「ワールドカップに愛されている男」なんです。

サッカーロシアワールドカップ 日本代表のもっとがんばってほしいところ

香川の悲壮感

香川は仕事をしていると思います。トップ下ながらピッチを広く使って、いろんなところに顔を出してゲームメイクしています。ちゃんと本ワールドカップの日本にとっての最初の1点ももぎとってますし。だからこそ、もうちょっと楽しく、もしくは飄々とタクトを振ってもらいたいなと。顔に悲壮感が出すぎています。柔和なゲームメーカー、もしくは飄々とした指揮者。そんな存在を香川には期待します。

ゴールキーパーの起用方法、もしくは川島の悲壮感

川島はちょっと可哀想ですね。試合前から悪評が出ていたし、試合もうまくいかない点が多くて。。周囲の声の雰囲気がそのまま川島の悲壮感あふれる表情に映し出されてしまっています。あれでは前で戦う選手たちもやりづらいのでは?なんて勘ぐってしまうぐらい。変えられることの辛さも、出続けることの辛さもあると思います。でも今の川島には変えてあげることの方が優しさなんじゃないかと。首脳陣にお伝えしたいです。

手のひら返したメディア&解説者の楽観論

みんな言っていることですが、コロンビア戦の勝利でオーディエンスの空気が一変しました。象徴的だったのはセネガル戦の前の明石家さんまが出演する日本テレビの特番で、これまで悲観的だった解説者たちがこぞって「必ず勝てます」って言っていて、何度もさんまさんが苦笑いしている風景です。今、すごく勢いがあるので楽しく明るくやればいいのですが、オーディエンスは「今まで悲観的すぎてゴメンね」という感覚は忘れずに盛り上がりたいものですね (^^;)

サッカーロシアワールドカップ 息子(小学3年生)の戦績予想

最後にこの春にサッカーをはじめたばかりの小学3年生の息子が、日本vsコロンビア戦直後に描いた戦績予想を残しておきます。
 
サッカーロシアワールドカップ 小学3年生の息子が書いた戦績予想

決勝はベルギーvsブラジルで、ベルギーが優勝だそうで。日本は無事に予選リーグを突破して、トーナメント1回戦ではイングランドを食うジャイアントキリングを達成。ベスト8まで勝ち進み、残念ながらブラジルに敗戦。という予想を立てています。なかなか趣深いでしょ。

※小学3年にして「勝」の感じを間違えているところはご愛敬。かわいいです。

ということで、大迫、柴崎、本田などに期待しつつ、今の勢いのまま楽しく明るく日本代表を応援していきます。がんばれ。ニッポン!ニッポン!ニッポン!

サッカーワールドカップ日本代表の戦いを観ていろいろ思うことと、息子の成績予想の記録

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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