サンダース ミリタリーダービー(Sanders Military Derby #1128)を履きはじめておよそ2年4ヶ月が経ちました。着用頻度だと100回超ほどでしょうか。先週から本格的に在宅勤務をはじめて、なかなか革靴を履く機会がありません。そんなときはより愛おしさが募りますので、靴磨きをしてたっぷり愛でて、こうして記録に残していきます。
さて、このサンダース/ミリタリーダービーですが、比較的かっちり目のジャケパンを着て商談がある日と、あとは雨の日に頼ることも多くなりました。それでも、強靭なポリッシュドレザーは前と変わらず輝いていますし、屈強なコマンドソール&グッドイヤーウエルト製法のソールは雨水の侵入を許したことはありません。
エイジング(経年変化)が進んでも、強く美しく足元を守り彩ってくれているミリタリーダービーの表情を記録しておきます。
サンダース ミリタリーダービー(Sanders Military Derby #1128)~購入から2年4ヶ月後の表情
最初は全体観から。左側が購入当初、右側が2年4ヶ月後の表情です。穿きこむ毎に革が柔らかくなり、ボクの足の形に沿って滑らかな曲線を描くようになります。特にウェストのくびれが素敵です。テカテカと光っていた革が、ヌルりと優しく輝くようになりました。
アッパーをアップの写真で比較します。左足の2本の履きジワが目立ちます。右足の履きジワは波打つような優しい表情でとても好きです。このアッパーのシワ以外は、キャップトゥにも傷などほとんど目立ちません。強靭かつ美しくエイジングするポリッシュドレザーです。
次に横顔ですが、横顔もアッパーの履きジワ以外はあまり変化を感じません。ちょっと堅そうな表情にも見えますが、アッパーの履きジワがたまに親指の付け根を噛むことがありますが、それ以外は足に馴染んで歩きやすい良い履き心地です。
後ろからかかとの比較です。左側が購入当初、右側が2年4ヶ月後の表情です。かかとはヘタった様子はなくしっかりとしています。
ミリタリーダービーが採用するコマンドソールはボクの中で結構な推しポイントです。かかとの削れはまだ少しだけ、滑り止めの凹凸もまだしっかりしています。心配なのはつま先で、ステッチまで削れが及んでいますが、まだリペアに関しては様子見をしています。ここまで穿いてきてこの状態ですので、コマンドソールはきっとラバーソールの中で最強の耐久度を持っていると思います。
ということで、2年4ヶ月経ったサンダース/ミリタリーダービーの表情でした。冒頭のように、今はなかなか革靴を履く機会がありませんが、この状況が落ち着いたらまた大切に履いていきます : )
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