チノパンを新調しました。日本ではじめて国産チノパンを作ったブランド「バーンストーマー」の「ドレスチノ(1001P)」です。ノータックでテーパードがかかったスリムなシルエットに、センタープレスがパリっと入ったチノパンです。さらにしっかり感を出すために、裾は4cmのダブルで仕上げてもらいました。ベーシックでオンオフどちらでも穿くことができるチノパンなので、永く使っていきたいと思っています。そんな想いを記録に残しておくべく、購入当初の表情をメモしておきます。
購入は上野「フリーポート」で試着と相談をしながら
きっちりとキレイ目に仕上げて穿きたかったので、久しぶりに上野のフリーポートさんに伺って、試着と相談をしながら購入を決めました。ポイントは股下丈と裾のダブル仕上げについてです。コットン100%の生地なので、洗濯によってどれ程縮むのか、それを見越して裾上げのサイズはどうしようか。ダブルの裾幅は何cmが適当かなどなど。いろいろ聞いたり試したりさせてもらいましたが、フリーポートのブログでもおなじみの藤島さんが丁寧かつ楽しく対応してくれました。
結果、想定したよりも1.5cmほど長く股下丈をとり、ダブルの裾幅は4cmにしました。フリーポートではシングルの丈詰めはお店で対応してくれますが、ダブルの場合は御徒町の松坂屋にある洋服リフォーム店に出してお直しをするとのこと。料金は追加で1400円でしたが、細かく指示や確認をしながら丈詰めしてくれるそうで、安心してお願いしました。
拘りポイントのダブルの裾です。足元にボリュームが出る見た目もドレス感が増しますが、加えてくるぶし中央丈に短めに詰めてクッションがないため、ダブルのボリュームある裾にすることで、パンツ全体がストンと落ちるキレイなシルエットになることを期待しています。裾がダブルのチノパンはあと何本か揃えたいなぁ。なんて思っています。
バーンストーマー ドレスチノ(Barnstormer 1001P)―― 購入当初の表情
細部を見ていく前に、チノパンに同梱されている拘りポイントの説明書きを。手書きで拘りを可視化してくれるのは、バーンストーマーの名物デザイナーの海老根モンローさんです。サインも入っていますね。購入した1001Pドレスチノの説明は以下の通り。
16番チノクロスは1950年代の軍物から再現。糸から特注したこだわりの生地は、当時の糸質の微妙なムラ感を再現し捻りも弱めにした。さらにバイオウォッシュでしなやかに仕上げた。
最初に全体観です。シルエットはゆるいテーパード。センタープレスがしっかりと入っています。バーンストーマーではアイロンの掛け方にも拘りがあるブランドなので、そのガイドラインとなる最初のセンタープレスを消さないように、洗濯の度にアイロンをかけたいと思っています。
サイドから見た全体観も記録しておきます。説明書きにはアイロンでのプレスの方法を説明してくれています。フロント側のプレスは、脇のふくらみをフロントに逃してセンターにS字のカーブを作るように。バック側はセンターにカーブを描くように。とのこと。この美しいシルエットを保てるようにしたいです。
腰の部分のアップです。センタープレスはファスナーの位置付近まで入っています。ポケットは縦にまっすぐ入り、スッキリとしたフロントのデザインです。
ダブルに仕上げた裾です。きっちりプレスして、キレイに保っていきたい部分です。
最後にヒップを。腰の中央につぎはぎ(ガゼット)が入っています。大きくゆとりを持つ為で、細身の形ながら窮屈感が少ないバーンストーマーの拘りのディテールです。こうした拘りがたくさん仕込まれて、シルエットも美しい、永く穿いていきたいチノパンです。ジーンズを穿くには暑いこれからの季節の主力にしたいと思っています : )
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