コロナ禍によるステイ@ホームな環境で、SNSを中心にお家でできるチャレンジの輪が広がっています。お気に入りのCDジャケットをSNSに投稿するチャレンジとか、プッシュアップ(腕立て伏せ)のチャレンジとか。その中でも一番広がっていそうな、お気に入りの7冊の本をSNSに投稿するブックカバーチャレンジのバトンが知人から届きました。
チャレンジのルールは以下だそうです。
ブックカバーチャレンジは「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ」で、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。本についての説明なしに表紙だけの画像をアップし、毎日1人のFB友達をこのチャレンジに招待するものだそう。
投稿とともに友人を招待する形になるので「スパムじゃん」という批判もあるようですが、ボクは知人のオススメする本を楽しく見ていたので参加することにしました。オススメする本を選ぶのは簡単で、でも7冊に絞るのはちょっと難しく、さらに7人の友人・知人を指名するのがめっちゃ難しいです。
そんな感じでチャレンジしているので、このブログでもオススメした、する予定のブックカバーを記録しておきます。
7日間ブックカバーチャレンジ~ボクの7冊
1.レゲエ王国―聖地ジャマイカとボブ・マーリィ
≪マリカ・リー・ウィットニー/ダーモット・ハッシー≫
ボブ・マーリィが好きすぎて、ジャマイカの歴史まで詳しくなりました。ボブの人生の実話を解説する伝記ですが、ワン・ラブ・ピースコンサートで対立する国内政党の党首2人をステージ上げてシェイクハンズさせた場面と、ジンバブエの独立記念祭のステージで唄った場面は今でも涙が出るほど感動します。
2.使える弁証法―ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える≪田坂広志≫
ヘーゲルの弁証法の活用方法を「物事は螺旋的に発展する」と説き、シンプルに未来の進み方を考える上でとても参考になる良書です。その教えはいつでも心の中にあります。
3.インターネットの次に来るもの―未来を決める12の法則≪ケヴィン・ケリー≫
少し未来を考えるのに、良い道標となる12の法則を示してくれます。いずれの法則もそのように進んでいく、進んでいっていると腹に落ちるストーリーが描かれています。
4.実況!売る力を6倍にする戦略講座≪水口健次≫
日本のメーカーが取り組むべきマーケティングが凝縮されています。ボクはこの本の著者である水口さんが塾長を務めるビジネススクールに通っていました。半年間と短い期間ではあったけれど、それ以後の仕事の考え方に大きく関わる教えをいただきました。
5.WHYから始めよ≪サイモン・シネック≫
WhatとHowを語る企業は多い。でもWhyを語れる企業は少ない。だからこそ、この本で語られている世界を引っ張る企業のWhyに触れると心が掻き立てられます。
6.発想法≪川喜田二郎≫
ボクが働く会社のバイブルです。野外科学、フィールド・サイエンスを通して、真実に近づく方法、新しいアイデアを発想する方法が具体的に、こと細やかに記されています。
7.2010s≪宇野維正/田中宗一郎≫
ポップカルチャーに距離を感じていたボクの10年間を埋めてくれる本。ポップカルチャーの裏側には社会課題があるとも気づかせてくれました。世界のオーディエンスが何を求めているのか、自ら声はあげないけれど、道を示してくれるアーティストへの共感でそれが理解できると感じました。
ということで、7日間ブックカバーチャレンジで改めて選んだボクの7冊でした。はじめてみると、こういう整理は楽しいもんです : )
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