オフィスカジュアルがOKな職場なので、ジャケットはいろいろ買い揃えています。
あまりこだわりはないのですが、コットンのチノジャケットもラインナップしておきたいなぁ。なんて思って、半年ほど前にネイビーとベージュを揃えました。肉厚でゴワっとしたチノ素材は見ていてかっこいいのですが、着用していみるとなかなか体に馴染まず。。登板機会があまり多くないジャケットになってしまっていました。
そんなときにボーイズマーケットの津保さんの「まず洗濯してカリカリに乾燥機にかける」というエイジングの荒療治を思い出し、少しの躊躇がありつつもええぃままよ。と2枚のチノジャケットをゴールデンウィークに洗濯&乾燥機にかけたので仕上がり具合を記録しておきます。
肉厚な生地感は好きなんだけど、なんだか体に馴染まないコットンチノジャケット
洗濯&乾燥前のチノジャケットです。こうして見るとかっちょいいのです。でも着てみると、肉厚な生地ゆえに背中から胸までの襟の辺りがパカパカと浮いてしまっていて、体になんか馴染まない。なので、全体的にクタっとさせるため、洗濯&乾燥機で強制的にエイジングさせてみます。
コットンチノジャケットの洗濯と乾燥
洗濯と乾燥の方法はラフに家庭用の洗濯乾燥機で。ネットにも入れず、2枚をがばっと洗濯機に放り込んで洗濯を10分コースで、一応、洗濯用洗剤だけは蛍光剤無使用のエマールにしました。
洗いあがりはこんな感じで。シワっとクタっとなりました。なかなかいい感じの経過です。この後、1時間の乾燥機にかけます。
乾燥機後の全体観です。カリカリっと乾きました。それから、よりシワくちゃになりました。背面の様子は以下の通り。
シワくちゃですね。乾燥しちゃっているのでなかなかシワは取れませんが、それでも少しでもシワが目立たなくなるように引っ張ったり叩いたりしてシワを伸ばします。
着用してみるとこうして見るよりもシワは目立たず、また着用している状態で裾や腕回りを手で摩るようにシワを伸ばすと体の線に沿ってシワが伸びていくようでしばらく着ながら摩っていました。
体に馴染まないコットンチノジャケットを洗濯・乾燥機にかけた結果は大満足
さてそんなシワ伸ばしの甲斐もあって、仕上がりは上記のようになりました。結構イメージどおりになりました。クタっシワっとして体の曲線に沿って馴染むフォルムになりました。仕上がり具合としては大満足です。これで登場頻度もぐっと高くなると思います。
ちょっと写真では見づらいのですが、ネイビーのジャケットは袖口や裾にアタリも出ているようで。強要してしまいましたが、エイジング好きにはニンマリの結果となりました。今後は普通に着て、汚れが気になることがあったらまた自宅でラフに洗濯してみようと思います。
コットン素材だからこそできる荒療治ですが、自分の体に馴染ませるために洗濯や乾燥機にかけるという工程は大いにありです。ファブリックの着こなし方にまた楽しい一面を見つけることができた今回のプロセスでした : )
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