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Googleの働き方の先進事例サイト「re:Work」がすごい。ノウハウに加えて実際のツールもダウンロードができる。

知り合いのFacebookの投稿で知った、Googleの「re:Work」というサイトがすごいです。

Google re:Work https://rework.withgoogle.com/jp/

以前から「20%ルール」や「豪華な福利厚生」「OKR」など人事や教育など働き方の先進事例が世界中でしばしば注目の的になってきたGoogleが、働き方の事例やアイデアを集めたサイトです。でもなぜ、検索&広告企業のGoogleがこんなコンテンツを公開するのだろうか。そんな意図は以下にあるようです。全文引用させてもらいます。

Google re:Work(リワーク) は、データ分析を基に考えられた人事施策について、Google(グーグル)が他の組織と一緒に共有し推進しようとする取り組みです。わたしたちは人々がより幸せで、健康で、より効率的に働けるように働き方を再設計できると考えています。しかしそのためには、組織が従業員を第一に考え、信頼しお互いを尊重するとともに、人事に関わる意思決定をデータを活用しながら行う必要があります。ピープル アナリティクスの分野は急速に発展していますが、データ分析やデータサイエンスをどのように人事に役立てるかについてはまだ手探りの段階です。

このウェブサイトは、Google やその他さまざまな組織によって集められた先進事例、研究、アイデアを掲載するキュレーション プラットフォームです。どのような職場においても、データや科学を使って「働くをもっと良いものに」する方法を学べます。

re:Work を読めばすべての答えがある、というわけではありません。しかし、Google re:Work チームとしてこうして情報を共有することで、同じような課題に取り組みたいと考える組織が増えることを願っています。re:Work のツールをぜひお試しいただき、何が機能し何が機能しなかったか、独自にどんなことを試しているか、データを人事にどう利用しているかなどを、ハッシュタグ #makeworkbetter で共有してください。

世界中には色々な職場がありますが、働くをもっと良いものにするためには誰もが貢献できます。さあ、一緒に始めましょう!

– Google re:Work チーム

なるほどです。データ分析を基に考えられた人事施策であること(Googleがやる理由)、ツールも提供することで実際に取り組んだ企業のデータを集めることがこのコンテンツの目的なのですね。

実際にGoogleが使っている目標設定や評価のツール、デザインシンキングのプログラムの内容など、ノウハウだけじゃなくて具体的なツールもダウンロードできるところがこのサイトのすごいところだと評価していますが、なるほど少し腹落ちしました。

Google「re:Work」が提供している具体的なノウハウとツール

re:Workでは現状以下の29のガイドを公開し、そのノウハウ・ステップとツールを提供してくれています。
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/

  • 公正な給与制度を設計し運用する
  • イノベーションが生まれる職場環境を作る
  • 仕事の面だけではなく個人的な面でもチームに配慮する
  • 従業員間での学習プログラムを導入する
  • 無意識の偏見に意識を向ける
  • デザイン思考でイノベーションを生み出す
  • 構造化されたプロセスと成功基準を策定する
  • 何気ないメッセージに潜む偏見を見直す
  • 構造化面接を実施する
  • 優れたマネージャーの要件を特定する
  • 有意義な応募者体験を提供する
  • OKRを設定する
  • 偏見排除の責任は一人ひとりが負う
  • マネージャーにフィードバックを提供する
  • チームのビジョンを設定してメンバーに伝える
  • データを集めてアウトカムを測定する
  • マネージャーにコーチングを指導する
  • チームに権限を与える
  • 専門知識でサポートし、結果を重視する
  • マネージャーを育成・サポートする
  • 採用委員会を設ける
  • 募集要項を作成する
  • 履歴書を審査する
  • 面接担当者をトレーニングする
  • 「効果的なチームとは何か」を知る
  • 指標を明確にする
  • 分析的アプローチを採用する
  • 従業員アンケートを実施する

すげぇっす。いずれも体に入れておきたい情報です。100人強の企業の役員をやらせてもらっていますが、目標設定と評価の方法、マネジャの育成方法にはずっと悩み続けているのでよい方向に進むためのヒントを得ます。

また担当事業であるクライアントのアイデア発想の支援となるリサーチ&ワークショップのヒントもここにはありそうです。Googleのデザインシンキングのプログラムの詳細が知れるとあれば、とても刺激になります。

網羅するには時間がかかりそうですが、すごくすごく貴重な情報です。ちゃんと時間を取って吸収します : )