マーケティングリサーチのスクールの記録です。定性リサーチを終え、統計学のパートに入りました。統計学の基礎知識はそこそこに学び、「R」を使った実習をメインとしています。経験がなくハラハラしますが、だからこそ楽しみなパートです。
今の時代の広義の「マーケティングリサーチ」のスクールに通います
縁あって。また会社の協力もあって、10月から半年間、今の時代の広義の「マーケティングリサーチ」に関するビジネススクールに通うことになりました。
今回は統計学の基礎を学びました。一番興味深かったのが、講師が整理した「分析対象・目的による手法の分類」です。その名の通り、分析の対象とそれに対して何を明らかにしたいのか、で統計手法を整理しています。
目次 - post contents -
分析対象・目的による手法の分類
分析対象:市場
- 市場の全体観をつかみたい :相関分析、回帰分析
- 市場そのものを発見したい :因子分析、主成分分析
- 市場をセグメントしたい :クラスター分析、サポートベクターマシン
分析対象:企業(製品)
- 製品開発のためのデータ :コンジョイント分析、購買ランキング
- 製品普及のためのデータ :コレスポンデンス分析、アソシエーション分析
- AI、IoTに使う統計 :機械学習、ニューラルネットワーク
分析対象:顧客(生活者)
- デシル分析、RFM分析、因子分析、分散分析、ロジスティック回帰分析
これらすべてを頭に入れておく必要はありませんが、クライアントから調査テーマと目的を聞いたときに、統計を使った分析を提案・活用できないか、この整理をもとに調べて提案してみたいと思いました。
それから、統計の基礎を学ぶのに最適なWebサイトを教えてもらいました。これを一通り理解すれば、大学の卒業論文で統計学をテーマに修めることができるレベルになれるそうです。
●ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学
http://kogolab.chillout.jp/elearn/hamburger/
ハンバーガーショップという教材も楽しいですね (^^)
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