バーニング・スピア(Burning Spear)|アフリカンティーチャーが唄う、マーカスガーヴェイとコロンブス

トランジットのカリブ海特集を読んでから、レゲエ熱が再燃し、ルーツロックの土の薫りがするアーティストを中心によく聴いています。

中でもルーツロック・レゲエの生字引となった「バーニング・スピア」の、リディムとリリックに打ちのめされます。

ラスタのアフリカ回帰を唄い、白人視感に猛省を促す。スピアの代表曲では、マーカス・ガーヴェイに賛歌を贈り。クリストファー・コロンブスを糾弾します。

 

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Burning Spear – Marcus Garvey

マーカス・ガーヴェイの予言が真実になる
彼の言葉は真実 どうか数多の争いで苦しまないで
泣き声と嘆きとうめき声 自分自身で非難するんだ
私が教えてあげる

 

Burning Spear – Columbus

私たちは過去を知っている 私たちは過去を話そう
もう一度よく考えてみよう あのうぬぼれた出来事を見つめよう
クリストファー・コロンブスは嘘つきで忌々しい災厄だった
そうでしょう? 神様

彼は自分が一番はじめにみつけたと言うけれど
ジャマイカは誰が発見したんだ?
インディアンとブラックマンがそこにはいたんだ
彼より先に

 
真実を語るリリックは懐深く、実直でナチュラルです。でも、レゲエに共通し、スピアにより色濃く出る。こうしたリリックののせて奏でるリディムは愛に満ちたハートビートです。

白人視観と違う視点で語られる世界を、愛に満ちたリディムで語られる世界を。これから迎える夏に、より深く聴いていきます。

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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