今年の8月から外貨預金のつもりでゆっくりとはじめた南アフリカランドのFX。一日13円~15円のスワップがついて、年利にすると20%。値動きの激しい通貨だけど、無理のない金額で運用すれば大きめのインカムゲインが入ってくるから、ポートフォリオのひとつとしてやってみようと。
でも、、8月のチャイナショック時の暴落と、この12月には財務大臣の突然の解任による暴落が起きてしまい。。8月の1ランド10円から7.5円へと、25%もの下落となりました。
ボクも毎日溜まるスワップの10倍の含み損を抱え、無理をすればまだ耐えられるところではあったけど、翌週にはアメリカの利上げの決断があり、もしそうなれば新興国からのドルの流出がさらに加速する可能性もあり。意を決して全額決済しました。
損失は総資産の10%になりました。。今月はこの後、ボーナスを控えていますが、その喜びは小さくなり、総資産を大きく減らす一月、それから一年となりそうです。
この経験と失敗は、ちゃんと次に活かさないと。と思っています。我慢強くてのんびりもののボクには、買いっぱなしの「スワップ狙い」は性格に合う戦略だと思っていました。買い始めたタイミングが悪い、という不運もありました。
- もともと8年続いたアメリカの低金利の終了を間近に控え
- 買い始めた直後にチャイナショックを向かえ
- 上昇に転換したい雰囲気は多々ありつつも資源安やテロで頭を抑えられ
- 最後はまさかの財務大臣の電撃解任
このタイミングの南アフリカランドの大暴落は「歴史的」という表現もありました。2ちゃんまとめにもまとめられたり。。このタイミングで買っていたのは不運なのだと思います。
ホールドしながらコツコツ貯まるスワップという性格的にあうやり方のメリットと、暴落の可能性を秘めた弱い通貨というデメリットを見比べながら、今後のやり方を考えます。それでも、ボクより2年早くランド円のFXをはじめてスワップを貯め続けてきた人が、それまでの2年間は順調だった人が、この暴落で一気に2年分以上の損失を出しているという現実は、FXでのスワップ狙いというやり方の難しさを物語っているのだと思います。
南アフリカランド円に関しては、ここで買えば後々の宝物になる金額なのかもしれません。ここで買う勇気が後々の強さに変わるかもしれません。
それでも、ボクは一休みかな。アセットアロケーションでは、総資産の5%は超リスク商材に掛けてみようという方針は活かそうと思うので、また何かにトライを考えます。
スワップ貯める派にオススメはSBIFXです
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[…] びりと外貨預金のつもりで取り組むはずだった南アフリカランドのFXが2015年2度目の大暴落を引き起こし、意を決してのロスカットを行ったため、ほぼ横ばい。実際はクリスマスプレゼン […]