ブルーデニムの色落ち日記はいろいろ見かけるけど、セルビッジのグレーデニムの色落ちの記録があまりないようなので。半年前からひっそりとリジッドのまま穿き続けてきたグレーデニムの育成の過程を記します。
ストレッチの入っていないグレーデニムは、ジャケットにも合わせやすくブルーデニムよりも会社に穿いていきやすい装いです。ある意味実験なので、UNIQLOのセルビッジデニムの型落ち品を値下げ価格で手に入れて穿き始めました。A.P.C.のPetit New Standardではちょっと気が引けるな、というビジネスシーンでもグレーデニムは活躍してくれます。
さて、梅雨や夏を乗り越えて。ノンウォッシュのまま穿き続けたグレーデニムですが、淡い色の分、ブルーデニムよりも埃っぽさや油っぽさが目立ちやすく、薄汚れた印象が目立つために、28日450時間を穿いたところでファーストウォッシュの意を決しました。
ファーストウォッシュ前はこんな感じ。ちょっとベタっとした印象になってしまいました。
リジッドデニムのファーストウォッシュはだいたいこんな感じでやっています。
- 60度の温水を洗面台に溜める
- おしゃれ着用洗剤(今回はアクロン)を気持ち注ぎいれ
- やけどに気をつけながら表向きのままデニムを浸す
- 15分ほどで裏返したりたたみ返したり
- 30分で引き上げて、デニムを裏返して洗濯ネットにイン
- 洗濯機に入れて洗剤は入れないままドライクリーニングモードで
- 洗濯~濯ぎ~脱水が終わったら裏返しのままよく伸ばして
- 裾側を上にクリップして、外で直射日光を避けて陰干しする
アクロンを入れた温水に漬け込みます。60度ですが熱いです。やけどに注意しながら。
30分漬け込んだ後の温水。茶色。。汚れ以外にも糊の成分で濁るものと聞いていますが、汚いです。さて、この後洗濯機で洗い~濯ぎ~脱水を行って、陰干しです。ファーストウォッシュ前後を比較します。
ファーストウォッシュ前はシワの陰影のように見えますが、洗い後はしっかりヒゲの色落ちが見てとれます。
ハチノスもファーストウォッシュ後はしわが伸びで色落ちが見えるようになりました。でもヒゲよりは薄めです。ウェストがピチピチの状態で穿いているので、ヒゲの方がストレスかかっているからです。きっと。
バックやミミのアタリはまだまだほとんど変化が見られませんでした。裾は色落ちが進んでいますが、写真だとあまりその様子がわからなかったため割愛します。ファーストウォッシュ後の縮みは、裾を上にして干したからか、股下は変化なし。ウェストは若干縮んで苦しく感じますが、きっとすぐに戻るでしょう。裾周りも変化は感じられません。
最後にこれまでの変化をgifアニメにしたので貼っておきます。ずっと変化がないように見えていましたが、20日300時間あたりからグングンとアタリの進行が目に見えるようになってきました。冬場の乾燥した気候では、より登場回数が増えるデニムなので、変化の様子を楽しんで穿きます : )
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