iPad miniの美しく、ほどよいサイズの画面で移動中の電車や、カフェでの一服時に。いつでも動画が観れたら最高です。でも、iPad miniのHDDの容量には限りがあるので、サイズの大きな動画を多くiPadの中に詰め込んでおくには限界があります。
オンラインストレージを活用して、より多くの動画にいつでもアクセスし、観ることができるように。何回かの試行錯誤を繰り返して、ベターなオンラインストレージと、動画変換の方法を見つけたのでシェアします。
利用するサイトとアプリケーションは以下です。
「KDrive」を動画再生用のオンラインストレージに利用する理由
「KDrive」は、無料で最大50GBのストレージが利用できるのと、ファイルのアップロード制限が1GBであることが、動画を多くためておくための必要な条件を満たしています。また、日本のサービス、日本にあるサーバ(たぶん)であることから、アップロードに要する時間が海外のオンラインストレージサービスと比べて、格段に早いです。
iPadのアプリがストリーミング再生可能であること、ストリーミング時のキャッシュの保存や開放もアプリ上で調整・実行が可能なので、再生までの時間を早くしたり、iPad miniのHDDの容量に合わせて柔軟に対応ができる点もポイントが高いです。
- 「KDrive」の特長
- 国内最大の無料容量50GB
- ファイルのアップロード制限が1GB
- ファイルのアップロードにかかる時間が海外サービスに比べて早い
- iPad用のアプリでのストリーミング再生が可能
- iPad用のアプリでストリーミング時のキャッシュ保存や開放ができる
「Any Video Converter」を使って動画ファイルを.mp4に変換する
iPad miniで再生するためのファイル形式.mp4に動画ファイルを変換します。変換元のファイルの用意ができたら、動画追加のボタンから変換したいファイルをソフトに展開します。
「Any Video Converter」は、iPad miniで動画を観るための最適な設定のプリセットが登録されているので簡単です。赤枠で囲ったプリセットの中から「Apple iPad Mini MPEG-4 Movie」を選択してください。
「Any Video Converter」では、複数の変換元ファイルをひとつの.mp4にまとめる機能もついています(赤枠の部分)。ただ、オンラインストレージ上でストリーミング再生をすることを鑑みて、ファイルは統合しないことをオススメします。プリセットのデフォルト設定に従うと、1GBのVOBファイルが400MB弱のmp4ファイルに変換されます。このぐらいの容量に抑えることで、オンラインストレージへのファイルアップにかかる時間、ストリーミング再生時のファイルのロード時間を適度なものにすることができます。
また「Any Video Converter」には、字幕をつける機能(赤枠)もついています。忘れがちな設定ですので、つけるときも、つけないときも、設定を見直すことを忘れないようにしましょう。
とても素敵なデバイス「iPad mini」で、オンラインストレージを活用して、より多くの動画を快適に観るための方法を紹介しました。他にもさまざまな方法がありますが、お金を掛けず、シンプルに目的を実現するためのベターな選択だと思います。ぜひいろいろな場所にiPad miniを持ち出して、気持ちよく動画を観てください。
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