5年後のビッグデータはどう活用されているの?|ITロードマップ 2014年版

ITロードマップはNRIが5年後のIT技術を予測しながら、毎年発行している本です。

 

 

本書ではビッグデータのロードマップの以下のように示しています。

ビッグデータのロードマップ

 
そして、来年度2015年~2017年の動向として、以下のように解説しています。

□2015~2017年度 ──異業種間データ交換の進展

この時期には、自社が保有するデータに加えて、他社とのアライアンスによって、データ交換を行い、自社データだけでは見えなかった新たな気づきを得ようとする取り組みが活発化する。

たとえば、POSデータと連携し、顧客の購買履歴に応じたクーポンをリアルタイムに発券する米カタリナマーケティングは、TVなどのメディア視聴率やインターネット視聴率を提供する米ニールセンとの戦略的アライアンスにより、「どのコマーシャルが実際の顧客の購買行動に結びついたか」という広告の効果測定を可能にするサービスを提供している。

ビッグデータは注目されつつ、実用例やイメージさえもまだできていないと感じています。ただし、上記のように複数企業間でのデータの交換がなされ「説得力ある」データの組み合わせができた時には、一気に実用化される可能性を感じます。

こうしたアライアンスは日本でも所々で進んでいますが、メーカーマーケターとリサーチの両方の現場を知る我々だからこそ、真に使えるデータを組み合わせる。なんてことができないかなと思っています。

Photo by why 137

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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