11年半使った「さくらインターネット」から「エックスサーバー(Xserver)」に本ブログのWordPressを移管しました

きっかけはサイトデザイン・テーマの変更でした。サイトの高速化にも配慮した有料テーマを導入したのにも関わらず、フロントページは若干の速度アップを体感しているけど、Googleのページスピードインサイトの数値が上がらず、ずっとストレスを感じていたダッシュボードの重さはまったく改善されない。。せっかく満足できるサイトのビジュアルなのに、記事の更新にストレスを感じてしまうのは健全ではないとサーバー移管を思い立ちました。

これまでは11年半も「さくらインターネット」のベーシックプランを契約していました。料金と容量、コンパネの使いやすさ等、良かったんですけどね。速度に満足できず、また新規会員には高速のサーバーを提供するのに、永く使っているユーザーはその恩恵を与えてくれない姿勢に不満を感じていました。(ココは本気で嫌な思いを感じていました)

個人利用でここからグレードアップするなら「エックスサーバー」一択だと以前から考えていたので、エックスサーバーの情報を集めにいきました。すると、2020年12月3日(申込過多のため11月16日までに締切が繰り上がりました)までの限定で、なんだか魅力的なキャンペーン中じゃないですか。過去のキャンペーンも遡って確認してみましたが、永久無料ドメイン+月額費用50%OFFという規模感以上のものは他にはなく、良いタイミングで情報にタッチすることができました。

早速10日間の試用を申込み、移管作業→動作確認→本契約へと進めました。契約は本来ならば月額900円のところ、キャンペーン適用でその半額の450円となる3年契約(税込21,120円)にしました。移管作業で便利な機能と、それでも戸惑った部分があったり。また移管後の速度の改善なども記録に残しておきたく、エックスサーバーへの移管のプロセスを投稿します。

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WordPress簡単移行機能は重い腰を上げるきっかけとなる。ただし、データのボリュームに注意が必要。

エックスサーバーの「WordPress簡単移行機能」が心強いです。

エックスサーバーWordpress簡単移行

コンパネで上記の情報をサっと入力するだけで、元サーバーからエックスサーバーにWordpressの移管が完了します。ボクはこのブログ以外にもう一つWordpressのサイトを公開していますが、そちらのサイトはこの移管機能で10分かからずに移管が済んでしまいました。すごく簡単・便利。ただ、、本ブログはぼちぼちと15年以上運営しているので、投稿数や画像が多すぎたのか、、何度やってもタイムアウトしてしまいこちらはうまくいきませんでした。

ということで、手動での移行に切り替えましたが、簡単移行のプロセスが途中まで進んでいて、サーバー上にファイルの一部がコピーできていたのと、それに紐づくMySQLの箱ができていたので、FTPでファイルの差分のアップロードと、MySQLのデータエクスポート&インポートで補完することで移行が完了しました。もし、エックスサーバーへのWordpressの移管を考えている方は、以下の手順でトライしてみてはいかがでしょうか。

エックスサーバーへのWordpressの移管手順(ボクの場合は「さくらインターネット」から)

1. まず「Wordpress簡単移行機能」を使ってみる。これで完了できたら終了!
2. 簡単移行がうまく行かなかった場合は、FTPで新サーバー上のファイルを確認
3. サーバー上に一部のファイルがコピーされていたら、差分をアップロードする
4. 次にエックスサーバーのMySQLデータベースに接続し、MySQLの箱ができているかを確認
5. 箱ができていたら、そこに旧データベースからエクスポートしたデータをアップロード

上記の形でうまくいくと思います。簡単移行機能で一発で移行できればいいですね。とても気持ちがいいです。加えて、大変だったのがSSLの状態(https://~)で移行を行うと、正式にドメインの移行(ネームサーバーの変更)が済むまでサイトの動作チェックができませんでした。移行作業の前に、旧サイトを非SSL(http://~)の状態にしてから、非SSLのドメインで移行作業をはじめることをオススメします。

エックスサーバーの速度は~サーバーの応答速度が1秒以上改善

さて、移管後のサイトスピードですが、、Googleで計測するとさくらインターネットでは2秒台後半だったサーバーの応答速度ですが、 エックスサーバーでは、1秒台前半になりました。1秒以上の改善です。体感で言うとほどほど、、ですが、こういう積み重ねがサイトを見ていただく方のUXにつながるものだと思います。

ただ、、すごいストレスに感じていたWordpressのダッシュボードの遅さですが、こちらは目に見えて速度アップするところまでは行きませんでした。でも、このままでは悔しいので、この機会にとことんやってやろうと、いろいろ試した結果「Query Monitor」プラグインを使って原因を突き止め、改善することができました。この辺りは、後日別の記事で顛末を記録したいと思います。

とりあえず、エックスサーバーへの移管は、11年半使い続けたさくらインターネットのサーバーからイノベーションして、心地良い新常態を作るための良いきっかけになりました。貴重な体験でした : )

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WordPressを運用していて、サイト速度やサーバーまわりで悩んでいる方は「こちら」から、ぜひエックスサーバーを確認・検討してみてください。

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追記:悩まされていたWordpressのダッシュボードの重さの原因解明と解決までのプロセスを以下の記事に書きました。本当にすっきりしました (^^)

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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