まだまだ通常の人通りには戻っていない5月末の新橋~虎ノ門辺り。こちらもいつもならランチどきに行列が必至のうなぎ/天ぷらのお店「光村」に初めて訪店しました。
光村も5月中旬までは休業していたそうで、数日前に営業再開したばかりとのこと。時刻は13時をまわっていましたが、店舗2階に通されると先客は1人のみ。店内のテーブルには向かい合う席の中央にアクリル板が備え付けられて飛散・感染防止の対策がしっかりととられていました。
緊急事態宣言下でどうしても出社が必要なときには、気を付けながら恐る恐るたまにしかない外食の機会に、またいつもは行列で入りづらい有名店を訪れてランチをいただきましたが、その甲斐あっておいしいランチをいろいろ味わうことができました。今までも時おりフード記事を書いてきましたが、この機会においしいお店のちょっとしたまとめページを作ってみようかな。と思えるぐらいになりました。機会を見つけて取り組んでみます。
さて初訪店の光村ですが、ネットの情報によると「海老かき揚げ丼(1300円)」がランチの看板商品のようです。それかなぁ、と思っていましたが一人だけいた先客が食べていた「活あなご重(1700円)」のあなごの大きさに目を奪われて悩んでしまいます。。でもやっぱりと意を決して注文したのは海老かき揚げ丼です。
オーダーしてすぐにお新香をサーブいただき待つこと10分弱。かき揚げ丼の着丼です。
光村(みつむら)~海老かき揚げ丼
最初の印象は「黒い」の一言。そして、何が入っているのかわからないちょっとグロテスクな物体の威圧感がすごいです。かき揚げ丼といえば赤坂の「天茂」のそれの大ファンでしたが、天茂の見るからにふわふわで、優しく黄金色に輝くかき揚げとは全く違う物体です。
真横から見てもこの威圧感。ごはん大盛が無料だったので、たまにの外食なので大盛を注文しましたが、かき揚げの全容が丼から飛び出て見えるぐらいに盛っていただいたようです。そして横から見ても、何が入っているのか分かりません。上に載っている黒い物体の天ぷらは何だろう。。
黒い物体を箸で持ち上げてみるけれど、まだなんだか分かりません。噛みついてみると熱々の汁が中から飛び出してきて、、茄子でした。
黒い具と黒い背景が重なってめちゃめちゃ見えづらいのですが、海老です。かき揚げ丼にしては大ぶりな海老がしっかり入っています。この黒い天ぷらダレですが、甘さはほとんどなく、香ばしくて塩っ辛くてとてもおいしかったです。甘い天ぷらダレも好きなのですが、香ばしいくて塩っ辛い天ぷらはごはんのお供にはばっちりでした。大盛のごはんが進みます。
ごはんにもしっかり黒いタレがからんでいます。本当に香ばしい。こういう味の天丼/かき揚げ丼は珍しいと思います。一気にファンになってしまいました。大盛ごはんの量はなかなかボリューミーでしたが、最後まで黒いタレの味を堪能して、ごはんをかきこんで完食しました。
お会計を済ませて帰り際には次回に使える200円の割引券をいただきました。期限は6月末。割引券が期限を迎える前に、絶対にもう一度来たいお店です。次は今回見逃した活あなご中か、海老天丼か、、また黒い天ぷらを堪能しに伺います : )
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