先日は昼イチで秋葉原でアポイント。ちょっとその前に、グルメな後輩と「かんだやぶそば」を食べてきました。
蕎麦の「藪」といえば、「更科」「砂場」と並ぶ蕎麦御三家と言われれる老舗のそば屋。というぐらいの知識は持っていましたが、わざわざ訪問するほどの通な人ではないので、今回がはじめての訪店です。
時間はちょうど昼時の12時すぎ。その後の予定もあるので混雑を心配していましたが、広い店内には空いている席も十分あって、すぐに着席できました。そこらのそば屋よりもちょっと値が張るお品書きにとまどいながら、後輩と相談しつつ注文を決めます。
「せいろうそば」と「天だね」を注文
雨が降る寒いお昼だったので、暖かいそばに後ろ髪もひかれつつ、、でもここはせいろでしょ。と思って、メニューから「天ぷらそば」を選択し、冷たいおそばでお願いします。とオーダーします。
すると「天ぷらそばは暖かいのだけなんです」だって。で「冷たいおそばはせいろうそばで、天ぷらは天だねをご注文いただく形になります」とリコメンドをいただきました。かってがわからずちょっと恥ずかしかったけど、ではそれでと注文しました。
こんな感じでやってきました。注文してからは10分以上待ったでしょうか。きっと天ぷらを丁寧に揚げてくれていたんだと思います。まず目を惹かれたのは「天だね」です。
まるっ、ぽてっとしたかき揚げです。丁寧に少しずつタネを落としながらふわっと仕上げているお仕事の様子が目に浮かぶフォルムです。
カリカリの表面にグサりと箸を入れて割ってみると、中身は小エビがゴロゴロと。プリプリあつあつのエビとカリカリの衣をなるべくまとめて一緒にそばつゆにつけていただきます。うまい。
かんだやぶそばのそばは薄緑色です。後から調べた情報によると、そば粉10に対して小麦粉1の割合で打っているのだそう。歯ごたえしっかり、噛むほどにそばの香りが染み出るおそばでした。が、ちょっと量が少なすぎます。老舗の上品な量なんでしょうね (^^;)
そばつゆです。二人で注文してこの徳利1つ分のつゆしか来なかったので、後輩が「そばつゆこれで足りますか?」なんて無粋な質問をしたところ。「当店のつゆはとても濃い味になっているので、少しずつつけてお召し上がりください」と一蹴されていました。この手の質問、多いのかもしれませんね。
店員さんの言う通り、なかなか味わったことがないぐらいの濃ゆくてしっかりした味のつゆでした。二人でそば湯まで楽しんでも十分な量です。
それなりのお値段で、量は控えめ。お腹は十分には満たされなかったのですが、老舗のそば屋の初訪店はおしいくて貴重な経験でした。また、来たいです : )
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