The Go! Team~来日公演に行きました。ツチダカオリがとってもキュート。

今日はUKはブライトンのバンド『The Go! Team』の初の単独来日公演。

19時の開演から少し遅れてやってきた彼等、彼女等は、エメラルドグリーンやイエローやら、ホワイトやらボーダーやら。色とりどりの鮮やかなコスチュームに身を包みあらわれた。

そんな彼等、彼女等はその着ている服だけでなく、肌の色も、白・黒・黄色。

ホントはこんな言い方はよくないかもしれないのだけど、そんな色とりどりの連中が、いろんな色など気にせずに楽しさ満点で演ってるんだから、なんかPOPに言っちゃっても良いよね(^^)

『The Go! Team』はUKの男の子3人と、日本人の女の子2人、それからエチオピアがルーツの黒人の女の子1人の6人組。グルーヴィーなツインドラムを轟かせ、エッジの利いたギターを奏でながら、ラップにダンス。シンセサイザー、鉄琴、リコーダー、バンジョーまで飛び出てくる多国籍なアバンギャルド集団。なんかそれが、やっぱり多国籍で決して無国籍じゃないから、メルティングポッドじゃなくて、エクレクティックなんだなぁ。

今回のステージは、ココが日本っていうことももちろんあるんだろうけど、9月に発売されたNewアルバムがそうだったように、日本人の女の子、ツチダカオリ(パートはマルチ・インストゥルメント!かっくいい!!)を
フューチャーしていた。

今日のね、カオリちゃんはね、とってもキュートだった。これまではね、カオリちゃん。「センスはそこそこ良いけど、顔がね、、。なので、男の子よりもギターに興味を持って一生懸命練習してきた音楽が大好きな女の子」っていう風情をボクは勝手に思っていたんだ。

例えばこのPVとかね。(テンガロンハットの女の子がカオリ)

でも、今日ステージの上で忙しく奏で、唄う彼女を見て、ボクはちょっと惚れてしまったよ。ぜひ友達になってください(笑)

ある曲ではJUMPしながらギターを奏で、次の曲ではステージの反対側にバタバタ走っていって、シンセサイザーと鉄琴と、サンプラーまで同時に操る。時にはリコーダーを取り出して、時にはピアニカを取り出して、
すべての曲でコーラスを担当する。おもむろにセンターに立つと、今度はメインボーカル。

元気が出て思わず両手を突き出しちゃうような、極限ガールズPOPな声で唄い、ボーダーのシャツに、ピンクのホットパンツとグレーのレギンス。ざっくりシャギーな髪の毛はブラウン。襟元には真っ赤なバンダナを巻いて。オシャレで元気な女の子はハニカミながらお辞儀して終わる。

なんか、いいぞ!とてもとても友達になりたい女の子。

実は彼女はこの『The Go! Team』には途中参加で、オーディションを経て入ってきた一番の新参者なんだけど、そんな彼女がメッチャ楽しそうに演っているのがなんとも良くて、やっぱりエクレクティックなバンド。

 

もちろん、メインボーカルのニンジャ(エチオピアの女の子)のラップと変なダンス(!)も、最高に素敵で変で、盛り上がるし。もう一人の日本人、ドラムのカイもスティックを握っている時のクールな姿とMCや一曲だけボーカルをとる「Hold Yr Terror Close」の時に見せるキュートな笑顔のギャップがメチャメチャ素敵だったりするんだけど。

リーダーの「イアン・パートン」をはじめとした、男性陣3人の目立たないこと、、、(^^;;)みんなフロントに立つのにね。そんな関係性がたまらないのよこのバンド。

とにかくエネルギッシュなステージは、アンコールまで含めておよそ20曲。アっという間に駆け抜けていった。とにかくジャンプはするし、コール&レスポンスも大好きだし。ステージの上も下も暴れまくったって感じ。

今日はまた一段と冷え込む夜になったけど、会場の温度は常夏。スッキリとした汗をかいた素晴らしいアクトだった。終わった後すごく疲れてた(^^)

 

生まれた国も肌の色も関係あるけど、それぞれの良さを引き出しながら楽しく演る。女の子は顔も関係あるけど(^^;;)、楽しく演っていればとってもキュート。そんなことを感じながらの『The Go! Team』でした。

ぜひまた観たい。

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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