前がどうだったかを忘れてしまうのが本当のイノベーション

ジョブズの名言の紹介です。

 

一週間これを使ってみて素晴らしいと思わなかったらディナーをおごるよ
 

ジョブズは従来には当たり前に備わっていた機能などを大胆に捨て去ることがある。

iMacからはフロッピードライブを捨て去った。iPodからは電源のオン、オフボタンを取り去っている。iPhoneからはボタンを捨てて、代わりにタッチ式画面を採用している。

いずれも「あるのが当たり前」と思っているものばかりだ。捨てることへの抵抗も当然あったはずだが、ジョブズは意に介さない。キーボードをつけないという決定を下すまでに、どれくらい議論がなされたのかと質問されて、「まったくなかった」と自信満々にこう答えている。

「iPhoneのようなタッチ式画面を実際に使ったら、元に戻れなくなる。このほうがすぐれたキーボードで、数日あれば使いこなせる。一週間これを使ってみて素晴らしいと思わなかったら、ディナーをおごるよ」と。

ジョブズのつくる製品を手にすると、最初は違和感があっても、数日たつと、それが当たり前になり、もはや前の製品がどうだったかさえ忘れてしまう。

イノベーションとは「捨てる」ことだ!ということが真に実感できるエピソードです。

サービスや日々のアクションでも「あるのが当たり前」と思っているもので、捨るべきものがないか、真剣に考えてみたくなります。

ボクの直近の課題の中では「クライアントの確認」を捨ててみたい。と思いました。一週間たったらそれが当たり前になり、前がどうだったか忘れてしまうようになれば、うれしいです (^^)

Photo by Emergency Brake

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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