すぐれた芸術家はまねる。 偉大な芸術家は盗む。

ジョブズの名言の紹介です。

 

アップルがGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェイス)を創るきっかけとなった、ゼロックスの研究所への訪問の場面です。

すぐれた芸術家はまねる。 偉大な芸術家は盗む

 

ゼロックスのパロアルト研究所を訪れる人々はたくさんいた。しかし、アップル社員ほど、その技術を理解し、自分たちのものにしてみせると心底思った人たちはいなかった。

(中略)

ジョブズたちは、見た技術のすべてを実現したいと考えた。その背景にあったのは「彼らにできることなら我々にもできるはずだ」という自信だった。アップルはゼロックスから設計図をもらったわけではないのだ。インスピレーションを得て、ゼロックスがつくるよりもはるかにすごいものをつくり上げたということだ。

当時の心境をジョブズはこう話している。「すぐれた芸術家はまねる。偉大な芸術家は盗む。私たちはいつも偉大なアイデアを臆面もなく盗んできた」と。模倣と創造の間には大差がある。ジョブズはiPodでも先行する製品や企業からインスピレーションを得ているが、つくった製品は他社は絶対に及ばない高いレベルだった。

Webサイトでも、マーケティング・サービスでも、すごいなぁ、面白いなぁ。と感じるものがたくさんあります。ジョブズの好奇心に倣うと、自分がそう感じたものは「まね(模倣し)」てもよいのです。

そして、ジョブズのアウトプットに学ぶと、それ以上のベネフィットを加えることで「盗む(創造する)」になります。世の中の面白いものに、自分が持っている強みをプラスしてみるとどうなるのか。肩の力を抜いて考えてみようと思いました。

Photo by Thomas Leuthard

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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