記事内ではITエンジニアの立場で語られていますが、マーケティング業界も同様です。
ITエンジニアの価値を貶める『人月商売』の功罪
http://bit.ly/1rDP08y
人日、人月単価は見積もりし易いのですが、記事内では以下のように注意喚起しています。
「人月」で見積もりを出しているという事は、すなわち自らの価値を、提供価値に対して値段を付ける「知識集約型」ではなく、稼働に対して値段を付ける「労働集約型」へと貶めてしまっているからです。
ITの良い点の一つとして、ルーチンワークをプログラミングで自動化できる点があります。一度システム化してしまえば人の代わりに永続的に価値を生み出し続けられるメリットがあるわけですが、労働集約型モデルで働いていると、永続的に生み出される価値に対する対価は得られず、何人月で作ったかという時間の切り売り部分にしか対価が支払われません。
こうした「労働集約型」のビジネスモデルからの脱出のためのひとつの方法として「自らサービスを作ること」が上げられています。
クライアントからの請負もやりつつ、自らのサービスを作る。そうした環境があることに勇気をもらえます。記事内の表現を借りると「価値を生み出す装置作り」に常々チャレンジしていきたいと思います。
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