今年のゴールデンウィークは遠出をしなかったので、旅の本TRANSIT(トランジット)の「美しきカリブの海へ」特集を読んで、気分だけでもトリップしました。
カリブ海といえば、ジャマイカ、キューバ、ハイチにドミニカ共和国。それからたくさんの島国。リアーナの出身地バルバドスもカリブ海。
そんなカリブの美しい青い海と。新緑の山々。それから、生々しい人々の暮らし。写真だけでもカリブの魅力を体感できたのですが、さすがトランジットは歴史・カルチャーのコラムが充実しています。
圧巻だったのは、キューバの歴史。「チェ・ゲバラ」と「フィデル・カストロ」のキューバ革命から、U.S、ロシアを巻き込んだ「キューバ危機」まで。なんとなく経緯は掴んでいるつもりでしたが、改めて詳しくを知って熱くなりました。
ロシアから船で届けられる核弾頭がキューバに到着してしまったら世界核戦争は避けられない。なんとしてでも止めるために、アメリカは各地にロシアからの船を止めるための戦艦を配備する。映画さながらの緊迫したストーリーは、ほんの50年前の実話です。
ボクの大好きなレゲエミュージックの歴史も、レゲエの成立前夜から。R&B~スカコアまでをカバーして、かつ各ジャンルを代表するアーティストのレビューまで。充実したトランジットの「カリブ海特集」のおかげで、なかなか気分よいゴールデンウィークの読書ができました : )
TRANSIT(トランジット)24号 美しきカリブの海へ (講談社MOOK)
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ユーフォリアファクトリー 講談社 2014-03-28