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カジュアルな出産のお祝いに「バムとケロ」の絵本を贈ります

友人や会社の同僚に子供が産まれたとき、高価なものではなくてカジュアルに出産祝いを贈りたいときには大抵決まった絵本をプレゼントします。

ちょっと早いけど。なんて前置きをしつつ、赤ちゃんの頃から読み聞かせをするのは健全な成長にとても良いと聞いたことがあるので。優しいバムといたずら好きでおっちょこちょいなケロの物語「バムとケロ」シリーズを贈ります。

今は小学3年と2年生になる我が家の二人の子供たちと、楽しく読んだ想い出深い絵本です。

バムちゃんが本当に優しい。いたずら好きで、いろいろ失敗しちゃうケロちゃんが、汚した部屋を怒ることなく掃除してくれたり。濡れちゃった体を優しく拭いてくれたり。赤ちゃんの頃の両親の優しさを体現してくれるキャラクターです。だから、少し大人になった子供と一緒に読んでいると、その頃を思い出してホッコリします。ガミガミ怒っている今の自分を少し省みたりします。

 


絵もホッコリしちゃう素朴なタッチ。でも細かいところまで繊細に描かれています。

例えば、バムとケロ以外にも小さなサブキャラクターがたくさん登場していて、物語の本筋とは別のところで、何かをやっています。バムとケロの飛行機の旅に、こっそりついてきている小さなウサギとか。バムが作った大盛のおいしそうな料理をこっそり食べているヘビとか。

そんな小さなキャラクターとその周辺の物語は何度も読むことでようやく気付いたり、理解できたりします。だからこそ、何度読んでも飽きなかったり、子供たちが楽しく読み続けたりする要因だったりします。

今回も会社の同僚の女性が待望の第一子を出産したので、バムとケロを贈りました。きっと最初はご夫婦で読んで。いずれ子供に読み聞かせて、それから一緒に見たり読んだりして。永く楽しんでくれると思っています : )

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