キュンキュンくるバンドマンのマンガ「BECK」を読んでいます。マンガなのにまるで音が聴こえてくるような、そんなグっとくる描写がたまらないBECKの名場面を記録しておきます。
第一巻では、すでに主要人物の中でサク以外が初登場してきます。でも、まだ音楽をはじめていないコユキの悲しいエピソードがフィーチャーされていて、まだまだ見所が少ないプロローグ編です。リュースケは最初からかっちょいいんだけどね。
そんな中でも、コユキの優しき責任感がにじみでる一場面があります。
なんか、どうしても吉牛の牛皿が食べたくなった
街中でコユキとイズミが米兵にからまれて、そこに割って入るリュースケ。早く帰れ、の一言でその場から一旦は去るコユキとイズミらだけど、コユキだけはリュースケのことが気がかりで。一人で現場に戻ることを決めます。それを察したイズミが止めようとするそのときに、コユキが発した優しい嘘です。
一巻ではなさけないエピソードが多いコユキだけど、この後に個性的なメンバーばかりのバンドに欠かせない存在となる予感を感じさせる、不器用だけど心優しき振る舞いです。
ミュージシャンとしての腕前も、人間的な部分も。これからのコユキの成長にきっと胸をキュンとさせられることでしょう : )