トロンボーンと
スキャットと
mandam(漫談)と、、、
■2006年7月28日(Fri)11:30
□SAKEROCK
■at WHITESTAGE
ということで、過ぎていった2006年の夏の始まりを惜しむように、大切に。
FujiRockFestival06のレポートを少しずつ。綴っていこうかな。
あの日、梅雨の最後の大雨に怯えつつも「とき303号」に揺られながら、その場所へ向かった僕ら。天気予報は「豪雨」。新幹線は「信号故障」により遅延。前途多難。ハプニング続きのディパーチャー。宿にチケットを忘れたachikoの無念を抱きつつ(^^;;
06年のオープニングアクトと決めていた「SAKEROCK」のステージに遅れること10分。グリーンの「ストリングチーズ」を横目に見ながら、少しぬかるんだ山道をホワイトステージへと急ぐ。山道が開ける。小川が見える。小川に架かる小さな橋を通り抜け、そこには木々に囲まれたホワイトステージ。
そんなホワイトステージと、フジロック06のオープニング、誰も踏み入れていないそんなマッさらなステージを象徴するようにホワイトスーツで身を包んだ4人組。「SAKEROCK」がそこにいた。これもまたボクらの「ハプニング続きのディパーチャー」を象徴するように、彼らのスカビートを耳にする前に、素敵なMCが聞こえてくる。
テポドン♪
テポドン♪
あれ???
こりゃ前途多難だ。
去年のサマソニ以来の再会となる、稀代のエンターティナー「ハマケン」の、
トロンボーンでも、
スキャットでもなく、
mandam(漫談)よりスタートしたボクらのフジロック。
道連れの「senoさん」も「nao」も笑う。ボクも笑う。
テポドン♪でスタートのボクらのフジロック06。
「あ、危ないクロマニョンズが踏み潰されたー!」
「あ、アジカンも踏み潰されたー!!」
なんだこれ???
がはは。おバカで最高のスタートを切ったフジロック。んで、SAKEROCK。
それから、僕らの夏。
だけどそこからはバッチリ「Old Old York」とかで、気持ちよい気分にさせてくれて、「senoさん」が揺れている。ボクも揺れる。心地好い。雨が降らない。山が青い。素晴らしい。
途中で、
「チ○ポが痒い、ハマケンです。」やら、
「そこの外人も、ほら手拍子しろ!くらっぷゆあーへんず!!」なんつって、
あんまり言わないほうが良い言葉を挟みつつ。
ラストはそのスキャットとトロンボーンをしっかり堪能させてくれる「生活」で締めて。
最高だったよ「ハマケンさん」と「SAKEROCK」。去年の夏も、今年の夏も、キミたちではじまったのかも。
そんなこんなでフジロック06が始まりました。