先週、オンウンドメディアカンファレンス 2014に参加してきました。
オウンドメディアでの取り組みは「インバウンドマーケティング」「コンテンツマーケティング」を包括する内容です。無印良品、スカパー、J-Waveなど自社サイトをマーケティング活用する先進企業の取り組みの実態を聴ける貴重な機会でした。
機能として、オウンドメディアのトレンドは以下を有します。
- ストーリーを語るコンテンツ
- 共有できる、されやすいコンテンツ
- 共有できる、しやすい仕組み
- スマートデバイス対応されている
- 閲覧者の体験を大切にする
- データが集まる、活かすことができる
セミナーで話された内容で、興味深かったのがNBメーカーのオウンドメディアへの取り組みです。いくつかの事例です。
■コカ・コーラ( http://www.cocacola.co.jp/ )
コカ・コーラのサイトは、企業・商品ブランドにまつわる「ストーリー」を発信するコンテンツ中心の内容になりました。コンテンツ=ブログがその中心です。その背景、コカ・コーラが目指すイノベーションは「プレスリリースを捨てる」だそうです。
ニュースメディアに頼らずとも、オウンドメディアの発信力とストーリーの蓄積を経ることで、人を惹きつける場所にする取り組みを推進しています。
■日清食品( http://www.nissin.com/jp/ )
日清食品は少し前に、コーポレートサイトを大幅リニューアルしました。
そこは、カップヌードルを象徴する「3分間」をフィーチャーし、「3分」の間に彼らのストーリーを、美しく大きいビジュアルのみで語るチャレンジをしています。賛否があるようですが、チャレンジする気持ちはすごく伝わってきます。
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こうしたNBメーカーのオウンドメディア、コンテンツを見て、我々ができることを考えてみます。今、彼らが語っているのは「自社のストーリー」です。そこに我々は「生活者のストーリー」を加えてみたくなります。
生活者のストーリーはクチコミです。我々こそ、やるべきことだと考えています。