先日手に入れたバギーポートのおニューのバッグは、帆布×レザーの2materialな素材感、リュック×トートの2wayな使用方法にサイズ感も。いろいろ拘りを叶えてくれて、手元にやってきてほぼ満足して使い始めました。
今回はその「ほぼ」を「完全」にして本格利用を開始するために、ちょっとした調整とプレメンテを行いました。その様子をブログで記録しておきます。
https://ryu.jpn.com/archives/10084
バギーポート(Baggy Port) 帆布×レザーのバッグのプレメンテはブラッシングとアニリンカーフレザークリームで
まずはプレメンテから。各パーツを取り外してから取り掛かります。道具は以下を用意しました。
- 衣類用の馬毛ブラシ(帆布パーツ用)
- 革靴用の馬毛ブラシ(レザーパーツ用)
- エム・モウブレイのアニリンカーフクリーム
帆布の部分をブラッシングしていきます。丸洗いはできないから、帆布部分のメンテナンスは以後もこうしたブラッシングが中心になります。汚れがひどいときには水で湿らせたクロスで水拭きですかね。ブラッシングはお手軽なのでマメにお手入れしたいと思います。
レザー部分のプレメンテはアニリンカーフクリームのみとしました。今後は様子を見ながら、汚れが目立つ場合にはステインリムーバーを使い。レザーがかさつくときにはデリケートクリームを。補色が必要な場合はシュークリームジャーを。と、革靴と同様のお手入れを検討していきます。
クリームを塗布後はササっと革靴用のブラシでブラッシングして終了です。リュックとトートのストラップも同様にメンテナンスしました。
レザーストラップの長さの調節は革製品の穴あけパンチで
ほぼ満足なバッグを完璧にするための調整は、リュックのストラップの長さ調節です。購入時は5つの穴が空いていて、長さが調整できるようになっていましたが、一番きつい位置で背負ってみても背中のバッグの位置がちょっと下過ぎで、背負い心地がイマイチでした。なので、もう1段階、もしくは2段階きつく締めて背負えるようにレザーベルトに穴を開けていきます。
そのための道具は、以前使っていたレザーバッグのトートのベルトの調整につかった革製品用の穴あけパンチを使います。
もとから空いている穴と等間隔になるように長さを測ります。穴と穴の感覚は4cmでした。背負い心地を確かめながら、結局4cm感覚で2つの穴をあけて、一番きつい位置で止めて背負うことにしました。
写真だとちょっと見えづらいけど、パンチの目印としてペン先で印をつけます。この印をめがけてパンチしていきます。
説明書では穴を通す先側に紙を敷いて穿ってくださいとのこと。傷の防止ですかね、プリント用紙を一枚挟みます。打った点をはずさないように注意しながら、グググとグリップを握って一気に穴をあけていきます。そんなに力は入りません。ただしっかりあけきるように最後まで握りきることを意識しました。
そんなこんなで2本のベルトに2つずつ、合計4つの穴をレザーストラップにあけました。写真の右側2つが自分であけた穴です。そん色なく、キレイにあけられたと思います。
プレメンテとリメイク後の表情はこんな感じです。ミニマルに美しく仕上がったと思います。さらに愛着が沸きました。
自分であけた穴の位置で背負ってみるとこんなポジションになりました。グンと背負いやすくなりました。特に仕事で使う場面では多くて重い荷物を入れて背負うことになります。背負い心地は重要なので、納得できるポジションにできてよかったです。
大切に永く、便利に使っていきます : )