A.P.C. Petit New Standard(プチニュー)/size29を71日760時間穿いて、7回目の洗濯をしたので、購入当時とのエイジング(経年変化)の様子を記録します。
ここのところ、リゾルトよりもそのテーパードなスタイルが今の気分にマッチしていてよく穿いているプチニューです。休日に息子のサッカーのお付き合いで穿いていったところ、試合形式の練習に巻き込まれてしまって、砂ぼこり舞うグラウンドでジーンズでサッカーをすることになったので、汗と埃を洗い流すために躊躇なく洗濯です。
リゾルトのエイジングレポートでチャレンジしたように、購入当時の写真に重ねて今の状態を比較してみます。
https://ryu.jpn.com/archives/9809
A.P.C. Petit New Standard(プチニュー)購入当時と7回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観から。上半分が購入当時、下半分が71日760時間穿いて7回目の洗濯をした後の様子です。購入当時の表情を見てみると、ノンウォッシュでハリっとしていてどこか光沢のあるA.P.C.のデニム地は本当に独特で美しく、当時を愛おしく思い返したりします。もし次に購入する機会があれば、今度こそはノンウォッシュ状態で永く着ていきたいなぁ。なんて思います。
右下の現在の色合いは深みのあるブルーです。股間のあたりのヒゲやポケットのステッチ周辺にアタリがついている様子がわかります。もちろん穿きこんだ今の表情も大好きです。
腰回り、ヒゲの状態比較です。左が購入当時、右が7回の洗濯後になります。全体観で見るよりもより色の変化のコントラストがよくわかります。前述の通り、股間のあたりのヒゲやポケットのステッチ周辺にアタリがついている様子がわかります。
裾(スソ)の状態比較です。左が購入当時、右が洗濯後です。スソは変化がわかりやすい部位です。購入当時からの大きな変化が2つあります。まず購入当時はシングルステッチだったものが、現在はチェーンステッチで裾上げをしています。ステッチまわりのウネウネ感がよくわかります。
それから最初の頃、洗濯後に乾燥機で回したこともスソの変化に拍車をかけています。写真の撮り方にもよるところがありますが、乾燥機で回して生地の目がギュっと詰まったことでテイパードがよりきつくなった印象があります。スソまわりがタイトになっている気がします。乾燥機の影響はセルビッジのミミのアタリにも出ています。ミミに沿ってボコボコとしたアタリがついています。
ヒップの変化です。左が購入当時、右が7回目の洗濯後です。ヒップも色の変化が顕著です。ポケットのステッチまわりは薄いブルーへと退色がはじまってます。
ヒザの裏、ハチノスの様子です。左が購入当時、右が洗濯後です。色の変化、サイズの変化が見られますが、所謂ハチノスといったアタリは見てとれません。洗濯の頻度がA.P.C.が推奨している頻度よりも高いこと、サイズ感もピチピチでは穿いていないことが要因だと思っています。
ジーンズそのものの表情にも変化を感じていますが、今回のように穿いたままサッカーしちゃうなんて穿くボク自身の気持ちの変化も感じています。以前はジーンズはなるべく洗濯しないように慎重に穿いていましたが、こうして自由に着こなして、躊躇なく洗濯する。そんなスタイルが今はいい感じです。引き続き、楽しく穿いていきます : )