から揚げが好きです。そしてラーメンも好きなので、夜の予定がなく多少カロリーを採ってもいいかも。という日のランチはから揚げかラーメンかで迷うことが多かったりします。
その両方を一気に楽しめて、かつどちらもクオリティが高い!というラーメン店があります。都内に3店舗を展開する「旨辛ラーメン表裏(ひょうり)」です。市ヶ谷と高田馬場と水道橋、あまりご縁がない立地なのでなかなか行けないのですが、水道橋で機会があっておよそ4年ぶりに訪店しました。
水道橋での朝イチのアポイントを終えて11時すぎ。ランチには早い時間ですが、この機会を活かさねばと表裏に向かいます。入店は11時20分ごろ、店内にお客さんはまだいませんでした。意気揚々と入店しお目当ての「あんかけDX(メガ唐付き)」を注文します。
旨辛ラーメン表裏の「あんかけDX(メガ唐付き)」を実食
きっとその日のお客さん第一号で、注文から5分でササッとサーブいただきました。から揚げの主張がすごいです。
大きなから揚げに目を奪われがちですが、もやしとキャベツと野菜もたっぷりで(このあたりはラーメン二郎風)、焼きナス2片まで入っているのがうれしいです。
表裏のスープです。とんこつ味噌ベースのスープにとろみのあるピリ辛のあんかけがトロっと乗っています。このあたりは中本風でしょうか。人気ラーメン店の人気のエッセンスを上手にマッシュアップしています。寒い日が続き、この日もどんより寒いお昼だったので、熱々ピリ辛なあんかけはめっちゃうれしいです。
表裏の麺はほどよい太麺です。濃い味付けのスープ、から揚げに負けないようにしっかりと麦の味がする太麺です。
そして、から揚げです。肉にも衣にもしっかりと甘辛の味付けがされています。ご飯にもきっとメッチャ合います。そんなから揚げをラーメンに乗せてしまうなんて、贅沢です。さらに、そんな濃いめの味付けが奏功してなのか、ところどころ焦げ目がつく位しっかり揚げてあって、衣がサクサク、皮がパリパリな状態でサーブされます。半分スープに浸っているのにまだサクサク、パリパリで、この食感もたまらなく好きです。
中本のようなピリ辛あんかけラーメンと、二郎のようなボリューム感ある野菜、定食屋を凌駕する大きくてサウサク、パリパリのから揚げ。高いレベルでハイブリッドなから揚げラーメンです。またタイミングが合えば、から揚げかラーメンかを迷わずに、表裏の「あんかけDX(メガ唐付き)」を食べに訪れます : )