去年の冬のボーナスを使って買った「Sanders Military Derby(サンダース ミリタリーダービー)#1128」を履きはじめて一年が経ちました。
黒いストレートチップの顔つきは、ボクの革靴のラインナップの中では比較的カチっとした表情で、主にビジネスシーンで活躍してくれました。はじめて会うお客さんとの面談がある日はサンダースで。そんな感じで登板させてきました。ジーンズにも合うんだけどね。カジュアルな場面ではパラブーツやローファーに場面を譲ることが多かったです。
それでも週1回は履いたかな。だいたい50回ほど登板した姿かと思います。
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サンダースミリタリーダービー~購入時と比較すると表情がしっとりと優しくなった感じ
一年前、履きはじめる前の表情です。ポテっとした愛くるしい表情ではあるけれど、まだハリっとした面持ちでぬめり輝く革質です。愛らしくはあるけれど、緊張感が伝わってくるようなそんな印象です。
一年後はこんな感じで。履きジワが入り柔らかさが伝わる革質です。光を反射するようだった表面は、光を吸収してしっとりと優しい表情になりました。エイジングの様子に評価が集まっていたサンダースのポリッシュドレザーの経年変化には概ね満足です。
アッパーにクローズアップして見てみます。左右のシワの入り方に違いがあって、左足の方が細かなシワが刻まれています。ボクの好みは右足の方で、両足ともに優しく大きなシワの付き方がうれしかったのですが、一年履いての結果なので、なかなかコントロールは難しいですね。
横顔です。このぐらいの距離感では細かなキズなどは見られず、横顔はまだ凛とした表情です。最近はシュークリームを入れたくなるのをグっと我慢して、なるべくブラッシングだけでのメンテナンスを心がけています。過保護にしなくても、擦り跡ぐらいならブラッシングで見えなくなります。
サンダースミリタリーダービー~一年履いて気になるのはアウトソールのつま先
サンダースのミリタリーコレクションでは、アウトソールに屈強なコマンドソールが採用されています。履きはじめは硬くて大変だけど、5年ぐらいソール交換が必要ないソール。なんて紹介されたりもしています。歩き方が悪くヒールの外側がすぐにすり減ってしまうボクなので、そんなには持たないだろうなぁ。なんて思って履いています。
が、これぐらい遠目で見るとしっかりと溝も健在で劣化している様子は見られません。
心配だったヒールを近めで見るとこれぐらいは消耗していて。でもまだまだ交換する必要なないと感じています。コマンドソールが屈強なのは間違いないです。
そんな屈強なサンダースのコマンドソールですが、たった今の唯一の心配はアウトソールのつま先部分。すり減っていてステッチまで傷んでいます。早めに補強した方がいいのかなぁ。なんて心配しつつ、当面は様子を見ます。
ということで、一年履いて益々愛着が増してきたサンダースミリタリーダービーのエイジングの様子でした。これからも大切にして10年履きたいなぁ : )