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nanamica(ナナミカ)GORE-TEX Cruiser Jacket|クリーニングから帰ってきた2年目のコットンゴアは愛おしいアタリがついていました

nanamica(ナナミカ)GORE-TEX Cruiser Jacket|クリーニングから帰ってきた2年目のコットンゴアは愛おしいアタリがついていました

防風透湿という機能性に加え、コットンにゴアテックスをボンディングすることで生まれたハリっとした美しい生地感。さらにコットンであるがゆえに生じるアタリが演出する粋なエイジングなどなど。nanamica(ナナミカ)のコットンゴアテックス素材のアウターは魅力がたっぷりで、昨年クルーザージャケットとステンカラーコートを一気に買い揃えました。

高価な買い物でしたが、それぞれ10年以上着るぞという意思を持って。

https://ryu.jpn.com/archives/6865

さて、そんなナナミカのコットンゴアシリーズの中でひときわアウトドアテイストなのがクルーザージャケットです。防風透湿という機能と、上まで締めれば口元まで包んでくれるハイネックなフード付きというデザインで秋口から春先まで長い期間ガンガン着ることができます。

そんなスタイルは子どものロードレースやサッカーなど、外で行われるイベントでの着回しもしやすく、汚れても家庭の洗濯機で洗って、乾燥機で乾かすなんてのもOKということで、気兼ねなく着て、洗濯・乾燥も実践しました。

https://ryu.jpn.com/archives/6960

で、自宅での洗濯・乾燥の実践を通しての感想は「クリーニングの方がいいかな」ということ。ということで、昨シーズンの終わりにはクリーニングに出しました。そして、本格的な秋がやってきた今秋。久しぶりに取り出してみると、2年目にして愛おしいアタリが随所についていて、エイジング(経年変化)を実感しました。2シーズ目に入った、ナナミカのクルーザージャケットの表情を記録しておきます。

nanamica(ナナミカ)GORE-TEX Cruiser Jacket 2年目のエイジング(経年変化)の記録

全体観はこんな感じで。ハリっとした表情は変わらないまま、色味も遠目では変わらずで濃紺の気品漂う表情です。
 

寄って見てみるとアタリによる経年変化が見えてきます。肩とワキの部分です。リュックを背負うことが多いので、ワキは変化が見えやすい部位です。また腕の縫い目の脇に裏側に貼られた止水テープに沿ってアタリがはっきりと見えます。まるでセルビッジジーンズのミミのアタリのようで。こんなアタリが随所に見れるのがこのアウターです。
 

胸ポケットと腰のポケット。そしてその間に通されたドローコードのアタリです。ポケットやポケットのフラップもアタリが見えやすい部分です。ステッチの両脇が白く退色してアタリが見えています。ドローコードの通り道のステッチにも横にアタリが入っています。アウトドアテイストでこうしたステッチが多いことも、エイジングが随所に感じられる要因です。
 

袖口は一番エイジングが進んでいる部位です。擦り切れてしまっている部分もチラホラあったりと、、ちょっと心配な部位ではありますが気にかけつつもアジだと思って楽しみます。
 

最後に腰の辺りを後ろから。ドローコードに沿ってウネウネとしたアタリが入っています。背負ったリュックとコードが擦れて生まれた経年変化です。

こうした変化を見る度に、自分だけのファブリックになっていくという実感が生まれてきます。決して変化を強要することはなく、気兼ねなくよく着て良く洗って、またさらに愛おしさを重ねていきます : )

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