5月にPraboot Shambord(パラブーツ シャンボード)のマロンを手に入れて、革靴のラインナップも充実してきました。新しい仲間を迎えつつ、今度は今まで履いてきた靴たちのメンテナンスに力を入れようと、Alden(オールデン)のローファーのソールのハーフラバーによる補強と、ノワール(ブラック)のシャンボードのオールソールを決断しました。
やると決めたら一気に進めないと気が済まない性格のようで、2足を持って銀座に向かい、一気にリペアをお願いしてきました。
Alden(オールデン)ローファーのハーフラバー補強
リペア前の姿はこんな感じ。これまではレザーソールのままで履いてきましたが、レザーが薄くなり地面の感触を直に足裏に感じるようになっていました。オールデンのハーフラバーは銀座三越のシューケアマイスターでお願いします。
銀座三越の5Fにある工房が見られる店内。スタッフさんが親身に相談に乗ってくれます。消耗度合いを確認して、ソールのステッチを縫い直す、もしくはオールソールを勧められます。が、今回は簡易的にハーフラバーの補強に留めて、次の機会にオールソールしたいと希望を伝えます。
ならばステッチ部分は接着剤で簡易的に補強してハーフラバーを張ります。とのこと。リペアの時間は30分強で仕上げてくれるそうです。お任せして、パラブーツのリペアに向かいます。
Paraboot(パラブーツ)はGINZA SIXの直営店で純正ソールでオールソールを
オールデンを預けつつ、銀座三越から地下道を通って5分ほどでGINZA SIXのパラブーツの直営店に到着です。シャンボードのリペア前の姿も残しておきます。
スタッフさんに見てもらうと、ちょっと悩んだ様子でどこかに電話をかけて相談したり。。どうやらこのシャンボードのようにタグつきのリスレザーの仕様はソールがパラテックスソールのはずなのに、この靴はよりビジネスよりのアクティブソールになっているとのことで。でも、オールソールはどちらのソールでも可能とのことなので、パラテックスソールでお願いしました。
納期は1か月ほどで、金額は15800円。もし中のコルクも交換が必要であれば+2000円とのことで、必要であれば確認なしでコルク交換までしてくださいとお願いました。世界で唯一ラバーソールを自社生産しているパラブーツなので、こうして直営店で純正ソールに交換できるのは本当にありがたいです。
しばしのお別れですが、新しいソールを纏っての再開を楽しみに預けてきました。そんなこんなで思ったよりも時間がかかって、オールデンのハーフラバーが仕上がっている時間になったので、再び銀座三越に向かいます。
Alden(オールデン)ローファーのハーフラバー補強の仕上がり
仕上がり具合がうれしくて、受け取ってそのまま9Fにあがって、銀座三越の空中庭園でガサゴソとオールデンを取り出して撮影しました。スタッフさんがにこやかに手渡してくれて、またご利用くださいとのこと。またたくさん履いて、くたびれたら今度はオールソールをお願いしたいと思いました。
ビブラムソールの通常のものより少し値の張るソールでハーフラバーをお願いしました。工賃は3280円。ソールにぴったり沿うように圧着されていて、美しい仕上がりだと思います。とても満足です。
この夏はソールに憂いのなくなったオールデンを履きつつ、シャンボードのオールソールの仕上がりを待ちます。愛おしい靴たちを大切に楽しく履いていきます : )