梅雨明け宣言直後の猛暑日の週末にA.P.C. Petit New Standard(プチニュー)の洗濯をしました。
4回目の洗濯は前回の洗濯からから18日210時間を経て、51日540時間で行うことになりました。理由はたくさん汗をかいたから。躊躇なく洗濯できるようになって、暑い夏でも穿いてやろうかなと思っていましたが、プチニューの14.5ozのデニム生地はやっぱり暑い。今回の洗濯でこれまでにかいた汗をしっかり落として、真夏の間は少し穿くのはお休みかなと思っています。
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さてそんな想いを込めて洗濯しましたが、穿きこみ500時間を超えて、まだまだ洗濯による劇的な変化はないので、購入直後と洗濯後の今の様子を比較して記録しておきます。
A.P.C. Petit New Standard 購入直後と51日540時間4回目洗濯後の比較
購入直後の全体観と比べてみると、濃紺から濃いブルーに変わってきていることと、ワタリ(腿)や裾が4回の洗濯と2回の乾燥機を経てキュっとタイトに締まってきたのがわかります。デニムのサイズ感は洗濯で多少縮んでも穿いていれば元通りに伸びるよ。というのが定説になりつつありますが、ボクの実感では縮んだ生地がのり付きのリジッドのサイズ感まで戻るというのはないと感じています。
このプチニューのsize29は洗濯乾燥を経て、今はジャストなサイズ感で心地よく穿いていますが、きっとリジッドのまま穿いていたらゆるすぎるサイズ感だったと思います。リジッドか洗濯後か、どちらの状態でジャストに穿けるようにサイズを選ぶのか、デニムの難しい部分ですがもう次の一本のサイズ感などを妄想して楽しんでいます。
ヒゲはまだうっすらで。アップで見ると左右に2、3本ずつ走っているのがわかるぐらいです。遠目から見たらまだ視認できません。バキバキのエイジングにはヒゲ部分の濃淡が大切ですが、このジーンズは頻度高めに洗濯しているので、バキバキの濃淡は期待していません。ゆっくり自然な色落ちを期待しています。
ヒップはこうしてみると、自分の尻の形に沿って変化しているように感じます。ポケットのステッチ周辺も色落ちが少し進んでいます。以前よりもデスクワークが増えて、椅子と擦れたかな?なんて勤務状況の変化を想い知らしてくれます。
ハチノスはまだツルツルです。洗濯前は多少のシワが刻まれていますが、洗濯後にはこうして伸びています。このぐらいの洗濯頻度だとハチノスはつかないのかも。なんて思いはじめました。でも、前述のとおりバキバキのエイジングは期待していないので、ハチノスがつかないならばそれもOkです。
購入直後はシングルステッチ。その後、チェーンステッチで再度レングスカットしています。チェーンステッチ特有のウネり感がすでに出ています。キュっと締まった表情がいい感じで好みです。
いつも穿いている時には「エイジングはまだまだだな」と思って見ていますが、こうして購入直後と比較すると色合いも表情にも変化は現れています。加えて、頻繁に洗濯したり乾燥機にかけたりすることでインシームとアウトシームの縫い目に沿ったエイジングが目立つようになっています。以前のプチニューでは気にならなかった部分なので、今回特有です。現状の様子を残しておきます。
A.P.C. Petit New Standard エイジング(経年変化)が目立つ部分
アウトシームです。セルビッジの縫い目(ミミ)に沿ってアタリがついています。深くパキっとしたアタリで、この折り目からエイジングが進行していくだろうと想像ができます。
インシームにも深くパキっとしたアタリが入っています。左右のこのアタリは本当に今後が楽しみな部分で注目していきたいです。
A.P.C. Petit New Standard 現在の様子と夏のコーディネート
真夏日に白いポロシャツと黒いスニーカーでシンプルにコーディネートしました。今の表情やサイズ感はこんな感じで、濃紺×ジャストサイズの爽やかな印象だと思っています。真夏はしばらく穿けないだろうけど、今後もエイジングを楽しみに穿いていきます。