仕事でも週末のお出かけのときにも、毎日持ち歩いているのがバギーズアネックスのトート&リュックです。
カジュアルでいて、でも本革の品格を兼ね備えていて。かつトートとリュックを場面によって使い分けることができる汎用性の高い機能&ビジュアルで、どうしても登場頻度が高くなります。そんな感じでヘビーに使っているので、乾燥や色あせなど気になるところを目にする機会も多くて、、4月末に全面メンテナンスしてからおよそ2か月で、今回もフルお手入れしました。
この2か月でお手入れが必要になるという使い勝手を、手間と捉えるのか?ボクは愛情表現だと思ってメンテナンスしています。今のところお手入れするたびに愛着が増しています。
BAGGY’S ANNEX(バギーズアネックス) 3wayトート&リュック お手入れ前に気になっていたところ
遠目で見ればハリっとヌラヌラ光っていて、本革の品格と力強さを感じさせる表情だと思います。実際にいつもA4のPCと紙の資料を大量に入れて持ち歩き、雨の日だって気にせずに背負って出かけられるのは、この革の屈強な表情があってからこそです。
でも目を凝らして見ると。。ここは正面下部ですが、ネイビーが色あせて茶色く(茶芯?)見えています。まあ、よくよく見れば、というレベルですが毎日見ていると気になるものです。2か月前はネイビーのレザークリームをボロ布で塗り込んだのですが、それでは表面だけにしか浸透しなかったかな?と思って、今回は革靴に使うペネトレイトブラシを使ってこの辺りの深くまで浸透できるように塗り込んでいきます。
レザーバッグ(リュック)のお手入れ方法
まずは全体をブラッシング。馬毛のブラシでホコリをかき出し、毛並みを揃えます。
次にステインリムーバーで残ったクリームを落としてすっぴんに戻します。前回塗ったネイビーのクリームが少しボロ布に残るぐらいでした。
次はデリケートクリームで保革していきます。ここもペネトレイトブラシを使ってクリームをのばし、浸透させていきます。シボが入ったざらっとした革でクリームはあまりのびずに苦戦しますが、気にせずたっぷり塗り込むことにしました。
そして最後にネイビーのレザークリーム(シュークリームジャー)をペネトレイトブラシを使って塗り込んでいきます。前回ボロ布を使って塗ったときよりものばしやすく、かつ革の奥まで浸透していく様子がわかります。特にシボ革なので、ブラシを使った方がいいのだと実感しました。次回も、これからはペネトレイトブラシを活用していきます。
BAGGY’S ANNEX(バギーズアネックス) 3wayトート&リュック お手入れ後の表情
お手入れ後の全体の表情です。お手入れ前よりもテカりが抑えられて、柔らかく優しい表情になったと感じています。より愛おしい表情になって、やはり愛着が増しました。
気になっていた正面下部の色あせも、この通り。深いネイビーになりました。仕上がりは本当に満足です。また意気揚々とガンガン背負って持ち歩いて。それでくたびれてきたらお手入れして。そんな感じで永く付き合っていきます : )