真夏日を記録した6月のウィークデイ。お昼の時間帯のアポイントを終えて御徒町周辺で。さて、遅めのランチをどうしようかと考えて、すぐに出た結論が「豚丼」でした。夏のような太陽、これは体力をつけるために、濃いめの味付けがされた肉だなと。
スマートフォンを操り、豚丼×上野で検索すると一番に出てきたのが御徒町にある「豚っく」というお店。ランチタイムには行列する十勝豚丼のお店だそうです。時刻は13時を回っていたので、さすがに行列はないだろうと、これはチャンスとばかりにお店に向かいます。
JR御徒町駅から4~5分歩いたところ、お店もまばらになってくる路地に豚っくはありました。店内にお客さんは7人ほど、並ぶことなく着席できました。カウンター席に置かれているメニューを手に取ると、豚丼の並が1200円だそうで、豚丼にしてはちょっとお高めだなぁと思いつつ。お肉はロースとバラと、そのハーフを選べるようですが、隣の席の初老の男性が迷わずバラを選んでいたので、ボクも倣って「バラ」を注文します。
豚っくの「十勝豚丼」のバラ肉をいただく
注文後すぐに店員さんが、豚丼のタレとサラダ、キュウリのきゅーちゃんのセットを持ってきてくれました。奥のツボにタレが入っていて、下から熱湯で温められている状態でサーブされます。温めていないと固まってしまうほど濃いタレなのか、趣向が凝らされています。
サラダときゅーちゃんをつまみつつ豚丼を待ちますが、ちょうど目の前でシェフが豚バラ肉を焼いてくれているのが見えます。一枚一枚丁寧に焼いている様子が伺えますが、その分時間がかかります。たっぷり10分以上は待ったでしょうか。ようやく着丼です。
上のように味噌汁と一緒にふた付きの丼でサーブされました。丼は思ったよりも小ぶりでしたが、豚バラ肉がふたからはみ出している感じがフォトジェニックです。
ふたを開けるとこんな感じで。ごはんが見えないほどに美しく敷き詰められた豚バラ肉の上に白髪ねぎがフワっと盛られています。同時に甘辛のタレの香ばしい香りが漂います。よだれが出てしまうようなビジュアルと香りです。
豚っくの豚バラ肉はほどよい厚さとバランスよい脂身の構成比で、ボク好みです。噛みしめると甘い脂がジュっと口の中に広がります。味付けはちょっと薄めかな。これぐらいが好みの人もいそうなので、だからこそタレが別添なのでしょうね。
ということで、ツボの中で熱せられたタレをスプーンですくってはかけを繰り返し、豚バラ肉もごはんもタレでしみしみにしました。こっちの方がボクの好み。甘辛いタレはとても濃くて香ばしくて、ごはんともバッチリな相性です。
そしてボク的ポイントが高かったのが、大好きな山椒が挽いてかけるタイプだったこと。ガリガリとたっぷり挽いてかけます。ちょっとしくじったのが、黒コショウも同様に挽いてかけるタイプのもので、最初間違えて黒コショウをかけてしまったことです。あ、間違えたと思って次にかけたのは七味唐辛子で、、結局3種の香辛料をたっぷりとかけてしまうことになりました。
で、最終的なビジュアルが上記の写真で。。とっちらかっちゃいました。でも、味はGoodです。甘辛のタレと七味や山椒は相性抜群です。
ちょっと量は少なかったけど、しっかり味わって最後まで美味しく食べ終わりました。豚丼、うまいなぁ。また来たいです : )