今年のはじめからメインで穿いている29インチのA.P.C. Petit New Standard(プチニュー)の3回目の洗濯をしたので記録に残しておきます。
27インチのプチニューの時には、糊落としのファーストウォッシュ以降1010時間まで次の洗濯はせずに穿きこみましたが、このプチニューは前回115時間で洗濯した後、22日と215時間の着用で3回目の洗濯としました。
なるべくキレイに穿きこんで洗濯の頻度は少ないように。というスタンスは変わりませんが、汚れを少しでも実感した時には躊躇なく洗濯しようと今回は思って穿きこんでいます。育成のイメージはメリハリある色落ちをするけど、黄色くならないキレイなライトブルーの形で色落ちしていってほしいと願っています。
洗濯に対する気持ちの変化もあります。以前までは洗濯は悪と思っていましたが、今は正しくエイジングさせるために不可欠な行為だと思っています。今回は腿のあたりに汗かいちゃったなぁ、に加えて、おしっこはねちゃったかも。という2つの汚れのサインを感じて、躊躇なく洗濯となりました。
A.P.C. Petit New Standard(プチニュー)size29 33日330時間穿いて3回目の洗濯の結果
洗濯は簡単に。蛍光剤無添加のエマールを少量注ぎ、洗濯機の10分コースで手短に済ませます。前回ジャストにレングスカットしたのでこれ以上縮まないように、洗いあがったら引っ張ったり叩いたりしてシワを伸ばした上で干します。
穿きこみ時間もまだ少ないジーンズなので洗濯による変化はほとんどありませんが、記録として以下に残しておきます。
洗濯前も洗濯後もヒゲの色落ちやシワはまだほとんど見えません。洗濯後には生地の目が改めて詰まってギュっとタイトになった様子が見てとれます。シルエットとしてはこうして生地が詰まった状態のジーンズの方がかっこいいと思うので、高頻度で洗濯することは良い状態でジーンズを穿き続けることができるというメリットもあると思います。
ヒップは全体的に少し白っ茶けてきたような気もしますが、、きっと光の加減でそう見えるだけでまだまだです。この部位でも洗濯すると生地がギュっと締まる様子がよくわかります。
右ひざの裏のハチノスです。洗濯前はいよいよシワが刻まれてきたという感じです。が、洗濯後はシワが平らに均されて、平らになるとまだまだ色落ちも進行していないことが分かります。
裾は前回の洗濯後にくるぶし中央丈にチェーンスステッチでレングスカットしてからはじめての洗濯となりました。はじめての洗濯の後には、本当に若干の捻じれが見えるようになりました。チェーンステッチだからこそ引き起こされるエイジングの期待感が増す結果となりました。
上は今回の洗濯後の様子ですが、前回、前々回と洗濯&乾燥機を通したことで残ったミミのアタリが相変わらず強力に刻まれています。きっちりと折り目がついていてもう平らになることはないでしょう。きっとここから最初に色落ちが進行していきます。
エイジング・色落ちの進行はまだまだだったプチニューですが、3回目の洗濯ですっきりキレイになりました。梅雨やプチニューが穿けないほどに暑い夏がやってくる前に、なるべくたくさん穿きこんでいきたいと思います : )
オフィスカジュアルでも違和感のないまだ濃紺のプチニューのコーディネート
まだ濃いネイビーのプチニューは、白いワイシャツにネクタイ。その上にカーディガンを羽織って。というオフィスカジュアルなコーディネートでもキレイ目に穿くことができます。