会社のグルメ&オシャレさんが集まる会に呼んでいただいて、会社がある新橋の雑踏を離れて清澄白河のイタリアンの名店「ベッラ・ナポリ」でディナーしてきました。
大江戸線の清澄白河駅を出て人影もまばらな夜の清澄通りを7~8分歩くと、昔ながらの商店街にたどり着きます。
こんな感じで繁華街のネオンとはひと味違う雰囲気。暗い街中の蛍光灯で照らされた商店街の歩道に突然と現れるのが「ベッラ・ナポリ」です。
人影少ない商店街の一角で、この扉を開くと紳士淑女でいっぱいの店内で。20時から予約していたのにも関わらず、10分ほど外で待つことになってようやく入店。本格的な窯で焼いてくれるというピザをいただきます。
ベッラ・ナポリで生地がおいしいピザをいただく
まずは生ビールで喉を潤します。普通に生ビールを注文しましたが、普通の生ビールとはちょっと違う様子で。喉ごし爽やかだけど、フルーティな生ビールをグイっといただきます。
料理はアンティパスティから。プロシュートにドンっとモッツアレラチーズが乗ったものをいただきます。モッツアレラの隣、ジャガイモに見えるのもチーズです。生ハムとチーズ、最強です。
次にサーモンのカルパッチョ。カルパッチョ・ディ・サルモーネという料理名ですが、注文するのに舌を噛む&気恥ずかしいです。軽くマリネした薄切り生サーモンと季節野菜の盛り合わせ。マヨネーズソースがけだそうで。お味はおしゃれで、もちろんおいしい。
そんなこんなのアンティパスティで生ビールを飲み干し。ここからはドイツのクラフトビールをいただきます。濃い味のようヤツです。
ピザがやってきまして。最初は基本のマルゲリータですが、モッツアレラが特別のようで「マルゲリータ コン モッツアレラ ディ ブッファラ」という料理名です。ナポリ直送の水牛のモッツアレラを用いてつくった、スタンダードなマルゲリータよりも乳清の酸味が爽やかなピザだそうです。
2枚目はビスマルクです。モッツアレラにカチョカバロ、生ハムとほうれん草をトッピングして半熟卵がトロンとのっています。ベッラ・ナポリのピザは生地が厚めでモチモチとした食感が印象的でした。高温の窯で焼き上げるので表面は焦げ目がしっかりついてパリパリで。最初香ばしくて、後からモチモチと小麦の味が口の中に広がります。
ピザに続いて、プリミ ピアッティは隣のテーブルのおばさまたちが食べていて目を惹かれたラザニアにします。ラザーニァ・アル・ボロネーゼという料理名。ボローニア風のラザニアで、ほうれん草を練りこんで手打ちで伸ばしたパスタシートを7層重ね、間にミートソースを入れてオーブンで焼いたものだそうです。
写真は取り分けた後のラザニアですが、確かにパスタシートが緑色で。たくさんの具材を丁寧に重ねて焼き上げた様子がよく見るとわかります。
おしゃれにお上品に食べて飲んで、〆はデザート。ボクはティラミスにしました。トロトロのティラミスと少し残っていた白ワインとのマリアージュを楽しみつつ。後ろ髪ひかれながらもこれでお開きです。
会話的にもオシャレさんの集いということで、オールデンやパラブーツ、サンダースなどの革靴の話題。A.P.C.やリゾルトやジーンズの洗い方などの話題。面白かった小説と、原作小説をうまく活かした面白い映画の話題などなど。新橋の居酒屋ではなく、こうしたこじゃれたイタリアンレストランの雰囲気にあうトークが繰り広げられました。話足りないぐらいでやっぱり後ろ髪ひかれます。
地理的にも雰囲気的にも、なかなか頻繁にはこられないであろうイタリアン「ベッラ・ナポリ」。でも、絶対また体験したいお店でした : )