時計は高価なブランドには手を出さないように生きてきました。
それでも所有欲を満たせるように、昨年にはスマートウォッチの中ではデザイン性が抜群(というか一番シンプル)なモトローラの「moto360」を買って、ウォッチフェイスのカスタマイズなどを楽しんでいました。
http://ryu.jpn.com/archives/5375
それはそれで満足しているのですが、最近立て続いた出張の際にワイヤレス充電器を持ち歩かないといけなかったり、充電したつもりが朝起きたらできていなかったり。。など主に充電まわりで不便なことが時折あって、、そんなときにサッとつけられる手軽な2ndウォッチを持ちたいと感じ始めました。
そういう理由なら、以前も所持していたタイメックスだな。と思っていましたが、数あるタイメックスのリーズナブルなラインナップから「Camper(キャンパー)」を選ぶことになった理由は一枚の写真でした。
10年着用後の写真に惹かれて、Timex Camperを購入
Begin(ビギン)の「ずっと使い続けた10年モノランキング」という特集で紹介されていた、キャンパーの写真です。こんなにチープな時計でも、10年も使えて、かつ味が出るんだなぁ。と感心しました。
ということで、ボクの2ndウォッチはキャンパーです。人気のキャンパーには大きく3種のラインアップがあって、上の写真のモノは以前から販売されているベーシックなキャンパー。その他に、盤面サイズが大きくなって、日付表示やバックライトがついて多機能になったオーバーサイズキャンパー。そして、米国軍に支給されていた頃の時計を復刻したオリジナルキャンパーです。
いずれもそんなに価格は変わらず、多機能だったり大人っぽいフェイスだったりを選ぶことができ、ちょっとだけ悩みましたが。。でも、やはりあの写真にある従来のキャンパーを選びました。
Timex Camperのアンボックス
楽天市場でちゃちゃっと注文して、あっという間に届きました。外箱はコンパクト&とってもシンプルで薄いダンボールに包まれてやってきます。黒地に赤いロゴがクールです。
外箱をガバと外すと、プラスチックの台座に据えられたキャンパーがお目見えします。フェイスはスポンジと緩衝材で包まれていて未だ見えず。説明書は台座の中心部にくるくると丸められて収まっているので、外箱に包まれて入っている中身はこれだけです。実にシンプル。
台座から外し、緩衝材も取り除きました。ヘロヘロでチープで、おもちゃみたいな全体観です。それは想像していた以上にチープだけど、まぁ振り切っていていい気がしています。
文字盤のサイズは34mmです。今つけているmoto360 2ndGenが42mmで、以前つけていたタイメックスのウィークエンダーが36mmで。このキャンパーは今までボクがつけてきた時計の中で最小サイズです。
前述の通り、日付表示なし。(タイメックスはインディグロナイトライトで有名なのに)バックライトなし。のシンプルさとチープさを極めたサイズ&機能になっています。ポジティブに言えば、それは壊れる部分が少ないということでもあり、飽きがこないミニマルさということでもあり、、永く使えるガジェットになるのかもしれません。
Timex Camperの着用イメージ&moto360との比較イメージ
着用しました。おっと。。チャーミングじゃないですか?着用せずに盤面を見るのと大分印象が違います。こうして腕に身に着けて、魅力が伝わるデザインなんです。きっと。
着用感はとにかく軽いです。身に着けているのを忘れるぐらいに。で、鏡で見ると意外と遠くからでも視認性がありアクセントになるデザインです。うんうん。悪くないです。いい感じです。
moto360の42mmの盤面と比較してみます。3つ回りぐらい小さい気がします。厚みもだいぶ違うのでミニマルな印象が余計に増して感じます。
普段使っているmoto360と比較してみて、一番小さくてもっともチープなキャンパーを選んで正解だったと思いました。泊まりがある遠出の時や、moto360の充電がうまくいかなかったときなど、特定の場面だけでの使用を想定していましたが、ここまで印象が違う時計なので、気分によってキャンパーを選ぶ場面があるのではと感じました。
チープな時計ではあるけれど、Beginのあの10年愛用したキャンパーのように、こいつも永く使っていきたいと思います : )