あれ?体調がおかしいな。と思ったのが7月20日のお昼頃。前日まで1泊2日の札幌出張で、その日は会社の大規模なセミナーでした。
疲れがたまっていたって、本当にそのままなのですが、セミナーの開場に向けて準備をしているころ悪寒を感じ「これは来るな」と確信したまま、セミナーを無事に終えて打ち上げへ。打ち上げの頃には発熱も自覚していて、最初のビールの一杯のあとはレモネードをひたすら飲んでいました。
飲み会は二次会に行かないと治まらない性分なのですが、その日はみんなに不思議がられつつ一件目で失礼して、家に帰り暑い風呂に入って常備している「パブロン」を飲んで早めに寝ました。就寝前の体温は38.1℃。
翌日は朝からみっちり予定が入っていて、夕方までに5アポ。午後イチには取締役会もありました。朝の体温は37.3℃。体のだるさは残りつつも、前日よりは幾分いい感じで。なんとか乗り切りました。
ここで土曜日はゆっくり。とできればよかったのですが、インタビュー調査の立ち合いがあり1日インタビュー会場にいました。体温はおそらく平熱。体調もひどくはありません。
さて日曜日はゆっくり!と行きたかったのですが、年に一度のマンションの総会が午前中からあります。ボクは理事ということで9時半に開場入り。総会のあとはコミュニケーションのためのランチ会があって。結局バタバタとした週末でした。
このランチ会が終わる頃、再び悪寒が体に走ります。加えて、ノドに違和感が。ランチの食事がノドを通らない感覚があって、数年に一度ある扁桃腺の腫れがやってくるのかもという予感がありました。
案の定、夕方~夜にかけてノドの痛みと体のだるさが本格化していきます。パブロンでは賄えそうにもなかったので、明日の朝イチで病院に行って処方箋をもらうことに決めて早めの21時すぎにベッドに入ります。
悪寒と発熱と熱帯夜でわけがわからないまま、充分寝られたのかわからない状態で起床して、いつもと同じ時間に家を出ます。近所の耳鼻科は人気なので、開院前から並んで早めに診察してもらい10時半の会社の来客に間に合わせないと。というためのスケジューリングです。
自分の前に先客が一人。2番目の診察でした。先生いわく「入院すれすれです」とのこと。もっと早く来院してほしかったと。土曜の実査が悔やまれます。いったん強めの処方箋を出しておくので、様子を見て。でも痛かったり辛かったら、すぐに来てとのこと。
10時半の来客に間に合って、その日も朝から晩まで5アポ。処方箋を飲めば痛みは和らぎますが、切れてくるころには扁桃腺と体が悲鳴を上げてきます。早めに帰って、早めに寝ます。
次の日、やっぱり辛いので再度病院へ。先生からは根気よく治さないととのこと。その日の夜は外せない会食が入っていて、なんとか症状を軽くしたいと点滴をお願いします。
1時間の点滴、抗生剤を注入します。この1時間、うとうとしながらゆっくりするのは良い休息の取り方です。少し元気になり、その日の予定と会食をこなします。
翌水曜は大分体が楽で、扁桃腺は相変わらず腫れていて唾を飲み込むのも躊躇しちゃうぐらいだけど、意外と余裕にこなしました。
翌木曜。この日も朝からまずまずの体調です。この日も夜は会食。処方箋をしっかり飲みつつ、午前中~昼過ぎと順調に過ごします。そしていざ会食。。ここから再び不調です。ヘロヘロになって家にたどりつきます。
金曜日。変わらず扁桃腺は腫れたまま。もう一度病院へ向かい、処方箋の追加と点滴をお願いします。また1時間の点滴休息。この1時間で大分楽になりました。金曜日、予定をしっかりこなして、早めに家に帰ります。
その途中で見かけた夕方と夜の間の空です。
この時間の空の色はマジックアワーというそうです。そんな雰囲気が出ています。
いつもならこんな時間に家の近くにいることはありません。1週間以上ひっぱってしまった扁桃周囲膿瘍ですが、その過程を振り返ってみて我ながら忙しすぎるな。と思いました。病気に罹っても土日に休息がなく、点滴2本を打ちつつ休まずに仕事する。そんな日々です。だから、こんな夜空にも出会えない。見逃してしまう。
もう少し、ゆっくり進んでみようかなと思います。忙しく取り組む仕事にも秋にかけて少し変化がありそうな予感。早く帰ってたっぷり寝ること。アウトプットだけじゃなくてインプットをたくさんすること。大分辛かったので、いろいろ思うことがあった今回の疾病でした。
ブログもしばらく書けませんでした。いろいろ書きたい事柄はあったので、バックデートしながらゆっくり書いていきます : )