2015年7月から保有し続けている米国株の「マテル(MAT)」が減配を発表しました。それに伴い株価も急落しています。
昨今の業績不振によって株価を徐々に下げていましたが、このニュースの結果52週高値の34.24$から40%も下落する結果となりました。配当も50%以上減配するということで、1.52$から0.6$への減配の見通しが出ています。
ボクも一時期は20%強の含み益が出ていたのですが、今回を受けて30%近くの含み損となっています。含み損を抱えても、高配当が心の支えになっていましたが、減配&株安のWショックをはじめて経験しています。
エニウェイ。落ち着いて、こんなニュースを見かけました。
[14日 ロイター] – 米玩具大手マテルMAT.Oは14日、インターネットに接続したデジタル玩具を通じ、2020年までに中国市場での事業規模を今の3─4倍に拡大する見通しを示した。ライバル勢のデンマークのレゴ・グループや米ハスブロHAS.Oへの対抗姿勢を強める。
マテルは、電子商取引(eコマース)に注力すると同時に、中核ブランドを教育玩具として刷新してインターネットに接続する戦略により、中国市場での地位を強化できるとの考えを表明した。調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、マテルの中国市場でのシェアは約2%で、2.8%のレゴの後塵を拝している。ハスブロのシェアは1%で追い上げを見せている。
マテルは配当を半分以下に減らして商品の刷新に資金を投じており、「バービー人形」のホログラム版や、高度なセンサー機能を備えたミニカー「ホットウィール」など、子供を持つミレニアル世代に受ける玩具を開発している。新しいデジタル玩具は2018年秋の世界同時発売を予定している。
減配によって得た資金を「玩具のIoT化」に向けた商品開発に投資すると理解しました。IoTかぁ。ホットワードですが、いかがなものだろう。ボクはマテルのおもちゃの素朴がところが好きです。
我が家の子供たちは未だにウノが好きで、ウノアタックを家族で楽しみ、時には素朴なウノもやりたい。なんていって、古いウノを引っ張り出したりもします。ホットウィールも「トミカよりも速い!」なんつって、シャーシャー走らせてるし。
ということで、マテルの素朴なおもちゃの底力をまだまだ応援したく、狼狽売りはせず保有を続けます。
塩漬けっていうのかもしれないけど、マテルの資金を引き揚げて、今他に投資したいところもないし。もしそうなっても、現金余力はまだあるので。落ち着いて、応援していきます : )
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米国株式は「楽天証券