五反田で午後イチからの長い打ち合わせを終えて向かったのが背脂チャッチャ系の良店「平太周 味庵」です。
はじめての訪店だったけど、事前に情報を調べて15時からしか提供しない「爆盛油脂麺」を目当てに行きました。爆盛だけでも慄くのに、油と脂を重ねたメニュー名を作るとは。お店側がニヤニヤしてネーミングしたことが伺えます。
さて想定以上にミーティングが長引いて、店の前についたのが16時半。ちょうど待ちはいなかったけど、カウンター席はぎっしり。ギリギリ2つだけ空いていた席の1つにすべりこみました。夕方の浅い時間にこの客数。なかなかの人気店です。
恐る恐る「爆盛油脂麺」を注文。麺はデフォルトで400g。300gや200gに減らしてオーダーすることもできるようですが、ここは勢いでそのまま400gで。
ちょっとレイジーな雰囲気の若い店員さんが2名。爆盛油脂の調理に取り掛かります。そんなこんなで着丼まで15分。
どん。と来ました。少し小さめな丼にあふれんばかりの麺と、さまざまな具材。丼にへばりつく背脂。印象的なビジュアルです。
平太周 味庵の麺はワシワシする極太麺。ラーメン二郎でもたまに出会う、こういう麺がボクは大好きです。加えて、黒いスープを表面にしっかりまとって。この面構えも好みです。
チャーシューです。小ぶりで硬質なやつ。ギュっとなるまで煮込んだチャーシューです。その分、味がしっかり入り塩辛いです。これはこれであり。バラバラと散らされたチャーシューのそぼろも塩っ辛くて、麺と一緒に食べても存在を主張してきます。
爆盛油脂麺を注文すると、たくさんの種類のトッピングが入った籠が目の前に置かれます。味を変えてちゃんと食べきってね。というメッセージでしょうか。こういうのも大好きなので堪能します。
最初はマヨネーズを。油そばにマヨネーズ。間違いないですね。しょっぱい麺をマヨネーズがまろやかにしてくれます。でもでも、背脂+マヨネーズの破壊力はなかなかでした。喉のまわりに脂がからみついて膜を張るような感覚。
次に粉チーズ。これも期待しましたが、麺の味がすっかり勝ってしまってチーズ感はあまり感じられず。
最後に山椒。これも間違いないです。しょっぱさの後にピリリとくる感じ。これが一番好きです。たっぷりかけて食べました。
途中で煮卵を割って、半熟の黄身を麺に絡めて食べたり。爆盛油脂麺、楽しく食べきりました。
その評判とビジュアルにビビッていましたが、そもそも丼が小ぶりだったが故の雰囲気だったのかもしれません。ジロリアンにはペロリといけるボリュームでした。
おいしく食べきれてよかったです。また食べたいし、平太周 味庵の定番の背脂チャッチャの特製ラーメンも食べてみたいです : )