6月末のBrexitの衝撃から。ボクのポートフォリオは7月に急激な回復を見せました。選挙があり、S&P500が最高値を更新したり、日銀の追加緩和があったり。と、それなりに忙しい1か月だったと思います。
ボク自身はそれよりも、新居へ引っ越し、荷ほどきや整理。各種手続きにワチャワチャとしていて、相場の忙しさはそれほど実感がありませんでした。
そんな7月を経てのアセット・アロケーションです。
5月の急落時に恐る恐るナンピン買いした「シーゲイトテクノロジー(STX)」が順調な回復をし、見事にプラ転。全体でも先進国株高が引っ張り、2か月ぶりに評価損益がプラスに転じました。
アセット・アロケーションでは、目標を下回っている「先進国株」を、個別株の購入で補おうとタイミングを見計らっていましたが。その前に、目標を上回っている「日本国株」に妙味感じる個別株があり、、目標の乖離の促進に目をつぶって購入しました。
決算発表で株価を下げて配当利回りが5%を上回った「キヤノン(7751)」を購入
カメラは永年のEOSユーザーです。コンパクトなミラーレス「α」を買っても、EOSは手放せず。未だに登場機会もあり、よいカメラだと実感しています。なので、キヤノンはいつか買いたい銘柄でした。
円高の傾向がはじまってから軟調な株価が続いていましたが、7月末の2Qの決算発表でより一段株価を下げたところで、改めて企業分析をして「妙味あり」と判断しての買い付けです。
判断基準は以下の通り。
- 配当利回りが5%超
- 25年間減配がない
- 配当性向も今期業績予測を鑑みて未だタコ配ではない
- PBRが過去5年間の最低ライン
- PERが過去5年間の平均ライン
- 自己資本比率が相変わらずの70%超
と、安定感と割安感がしっかりと感じられました。少し心配な点は、営業利益率が低下傾向であること。ここは円高の影響も大きいと思います。円高はこれからも多少は突っ込むことがあるかもですが、中長期で見れば「今は円高」だと思っています。キヤノンの業績もそれと同評価です。
しっかりと配当をいただきながら、じっくりと保持していきます : )
Photo by Khánh Hmoong
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