昨日(2015年12月25日)のSANKEI EXPRESSの一面記事は「ビートルズがついにネット配信の軍門にくだる!」という内容。
それと同時に一面に掲示されていたのが、同紙の休刊のお知らせ。。デジタルメディアの普及が休刊の理由なので、ビートルズの楽曲がいよいよネット配信されるという一面記事とパラレルして象徴的でした。
読者の皆さまへ 来年3月31日をもって休刊します
SANKEI EXPRESSは来年3月31日付の発行をもって、電子版も含めて休刊することになりました。ご愛顧いただいた読者の皆さま、ご支援、ご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
2006年11月に20代、30代の新聞読者の開拓を目指して創刊しましたが、インターネットやデジタルメディアの普及により、当初の役割を終えたと判断しました。
まだ社会人になって数年というころ、サラリーマンに扮したキムタクが出てくるCMがカッチョよくて契約した20代〜30代向けの新聞でした。当時はハイクオリティーでコンパクト、アートが香る「美しい新聞」なんていうコンセプトを背負ってしました。
実際に普通の新聞に比べて白っぽい紙面と、ちょっとスリムな横幅は通勤電車内で読みやすく。土日の文学や絵画などのアートな特集も楽しく読んでいました。
結構寂しいものですが、でも止めるきっかけなく契約し続けていたところもあるので、いいきっかけかな。もう現代のキムタクは、ちょっと人と違った美しい新聞を、通勤電車の中でスマートに読むなんてことしないんだろうな ಠ_ಠ