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2025年4月の資産運用 ── VUCAな環境が加速する

2025年4月の資産運用の記録です。

年始から本当にいろいろなことがありました。変動性が高く、不確実で複雑で、曖昧な世界「VUCA」な環境がさらに加速していることを実感します。あまりにもいろいろなことがありすぎて、ずっと続けてきたアセットアロケーションのレポートも1ヶ月飛ばしてしまいました。VUCAな環境の中で、OODAな行動(観察・判断・意思決定・行動)を繰り返していくためのレポートとして考えているので、そんなときこそ続けていかないとと思っています。そんな視点で4月を振り返ると資産に関する大きなトピックは以下の3つになります。

VUCAな環境に呼応するように大きく変化があったアセットアロケーションを整理します。

2025年4月のアセットアロケーション

アセットアロケーションの状況です。総資産は前月比+16.6%、昨年同月比+23.4%です。投資資産は前月比-2.0%、昨年同月比+14.2%となりました。投資資産の利回りは月利-4.0%、年利-4.2%です。投資資産の評価額が3桁万円の下落となりました。投資信託・個別株に加えて、こういう事態に備えて購入していた米国債ETF「TMF」も大きく下落。本来逆相関する債券まで下落となるトリプル安を全身で受けることになりました。タリフマン、トランプの不確実性を実感します。

そんな中、個別株の整理をしました。中国市場の回復の見通しが立たない水晶振動子メーカー「リバーエレテック(6666)」を売却。ボクの投資経験の中で、最大の損切りとなりました。その一方で、光学ガラスメーカーの「オハラ(5218)」を新規買い付けしました。ネットキャッシュ比率が「1」を上回る割安銘柄としての購入です。株式市場の評価が見直されることを期待します。

そして、冒頭に書いたように父の遺産配分を考慮して、グラフへのアセットの反映方法を変えました。上記左側の棒グラフはこれまでと変えず、右側の円グラフの一番外側の「現金」について、数年後に使う予定の『子どもたちの教育費(大学費用)』を除く形としました。その上で、アセットアロケーションの大分類を「レギュラーアセット:60%」「アドホックアセット:30%」「現金:10%」になるように投資を続けていくことを予定しています。遺産配分によって現金比率が大きくなっていますが、日本にもようやくやってきたインフレに負けないアセットアロケーションにしていきます。

2025年4月の資産と負債の推移

資産と負債の推移です。資産には遺産配分の金額が反映されていますが、収入には反映していません。収入は前述の通り、副業の売上入金があったため、通常の月よりも大きな山になっています。転職後から約1年半お手伝いしてきた副業のレポート作成はいったん区切りをむかえました。引き続きお願いするかも、という打診はいただいていますが週末の時間を削って取り組んできた副業がちょっと負担にも感じられてきたので、少し消極的に考えるべきかなと思っています。本業で任されることが多く、大きくなってきました。副業での負担を増やさないように、持続可能な形で少しずつ、資産を増やし負債を減らしていけるようにしたいと思います。

2025年4月のアセットアロケーションの長期推移

アセットアロケーションの長期推移です。投資資産が大きく下落する中、遺産配分のおかげでチャートが大きく跳ねました。遺産配分は母に「今後の生活に不安を感じない形で考えてくれればいいよ」と一任していましたが、葬儀や遺産・不動産登記の変更などで、私と妹が丁寧に冷静に対応してもろもろが片付きはじめたことにとても安心したそうで、それなりの金額を配分してくれました。実家がある田舎では、いろいろ家族で揉めるケースも少なからずあるようで、ちゃんとした子どもたちでよかったと言ってくれました。母の手元にも、今後20年は安心して暮らせる金額を残したそうですが、いざというときにはしっかり母の生活を支えられるように、準備しておきます ( :

2025年4月時点のアセット一覧

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