先週バズっていた、LinkedInの創業者リチャード・ホフマンの言葉に言及したブログ記事です。
崖の上からから飛び降りながら、飛行機をつくる
http://hiromaeda.com/2014/05/06/cliff/
今までにないネットワークや、先進的なビジネスモデルを考え、実行する創業者の日々も「やばい、やばい」なんて毎日言いながらの仕事であることに、勇気をもらえますし、微笑ましく思います。
起業家は、「やばい、やばい、やばい」と日々言いながら(もしくは頭の中で言いながら)仕事をしている。それは、人材採用が間に合っていなかったり、サービスを作り上げるための体制や仕組みにボトルネックが生じてしまったり、はたまたプロダクトに対する需要が供給を上回ってしまったり。とにかく起業家は、日々多くの「追い込まれた状況」の下にいる。
僕は、これがスタートアップの正しい姿だと思う。ある意味、「やばい」と感じているのであれば、安心と言っても良いのかもしれない。なかには、この「やばい」状況から逃げるためにサービスのローンチを必要以上に先延ばしにしたり、改善や新しい取り組みをすることなく現状を維持したままでオペレーションを続けたりする起業家がいる。でも、怖いからこそ、順調と感じているからこそ、逆に「どうすれば崖から飛び降りれるか」を常に一生懸命考えた方がいい。
起業家でなくても、仕事をしていて「やばい、やばい、やばい」と日々感じる人が多くいると思いますし、私もそうです。記事の中にあるように、ちょっと落ち着いている時間があると、それさえも「やばい」と思ったりします。
リード・ホフマンの言葉の真意は「飛び降りながらだからこそ、飛行機が作れる」ことだと感じています。日々「やばい、やばい、やばい」と思えていることが、次のイノベーションを生むための力であることを、真にやばいと思った時には想いだそうと思います (^^)