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2020年3月の資産運用~コロナ禍の地獄のような1か月。でも…

2020年3月の資産運用~コロナ禍の地獄のような1か月。でも…

2020年3月は地獄のような1か月になりました。2月の冒頭には「記録と記憶に残る1ヶ月」と表現しましたが、それは序の口でした。そして、この3月でさえまだ地獄の入り口なのかもしれません。。

なんて大げさな言い方をしていますが、自分が資産運用をはじめてから経験したことがない暴落を体感していますし、世界中の多くの人たちの「死」を毎日突きつけられるのもはじめての経験です。仕事や家庭の生活に影響を及ぼす惨事も、東日本大震災以来です。

毎日、新型コロナウイルスの情報が目の前を飛び交い、目がチカチカする想いですが、なるべく冷静に現時点のアセットアロケーションを記録しておきます。

2020年3月のアセットアロケーション

総資産、含み益ともに大きな減少となりました。総資産は高値だった2020年1月から11%の減少となりました。まあ、そんなもんかと思いつつ。金額で見ると大きなインパクトを感じます。ボクが記録している数字で各アセットの直近高値からの下落率も記録しておきます。

各々を見ると大きな下落率です。特に円高を伴った先進国株と海外REITの下落が激しいです。自身の下落率と見比べてみると、債券、現金をそれなりに保有していたことで救われた形になります。分散投資のありがたみを実感するのもはじめてです。

まあ、まだほとんどが「含み損」という状態です。損が確定してしまったのは為替先物アセットで運用している新興国のFXが逆指値にひっかかりまとめて決済されてしまったことぐらいです。痛いですが。。買付は最初の暴落の後、3月3日に「ダウ・インク(DOW)」と「ウェルズ・ファーゴ(WFC)」を買い増ししましたが、直後のさらなる下落がありました。その後は買いに向けていませんが、アセットアロケーションの構成比で「先進国株」が目標よりも大分小さくなりましたので、機を見て4月に買いに向かえればと考えています。

2020年3月の資産と負債の推移

資産と負債の推移です。支出には前述のFXによる損失も含めています。資産も減らしていますが、それでもなんとかまだバランスが取れています。

各アセットの長期推移です。およそ5年、こんなに下落したことはありませんでした。ボクにとっての初体験であることが可視化されています。加えて同時に資産としては、2019年8月ぐらいに戻った程度ということも見てとれます。嫌だけど、まだ大丈夫。しっかりホールド&積立投資を続けていこうと思うことができています。

それよりも何よりも、世界におけるコロナ禍の蔓延が早く収束することを願ってやみません。現在、日本・中国・韓国などのアジアの一部を除く全世界でコロナウイルスの感染者が指数関数的に増え続けています。普段、数字やグラフを扱う仕事をしているので「指数関数」という言葉をたまに使いますが、毎日角度がきつくなっていくあの各国の感染者数のグラフを見ていると胸が締め付けられます。

最近観ているアベンジャーズ映画を噛みしめながら想います。大きな脅威に対して、世界中の力を結集して戦わないとと。我々にできることは小さいですが、少しでも感染を広げる可能性を下げるために行動を律すること、経済を止めないように仕事に取り組むこと。がんばりましょう。コロナ禍が去り、時間が経った後でこうした記録を読み返し、また想うことがあるだろうと考えつつ、想いを記録しておきました。

2020年3月時点のアセット一覧

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