Instagramでフォローしている人が時おりアップしているおいしそうなとんかつ屋さん「丸山吉平」に、ずっと行きたいと思っていて、少し前ですがついに訪店することができました。
場所はJR神田駅から徒歩5分強。その日は神田近くで昼前からの長いアポイントを終えてこれはチャンスと思って丸山吉平に向かいます。時刻は14時少し前で、ランチのラストオーダーに間に合うのかな。なんてハラハラしながら伺いました。
到着すると入口付近の待合椅子に腰かけている人が一人。店内はカウンターと4人掛けのテーブル席が2つ。カウンター席には空席があります。毎日行列ができている店と聞いていたので、すんなり座れそうでラッキーです。食券で「平日ランチ限定のロースかつ定食(1300円)」を購入し、案内されてからカウンター席につきます。
肉厚なSPF豚のとんかつが特長の丸山吉平では、かつを油から上げた後に余熱で中まで熱を浸透させていきます。そんな調理過程を経るので、提供までには10分ほど時間がかかります。さて、そんな待ち時間も楽しみつつロースかつの到着です。
丸山吉平 平日ランチ限定:ロースかつ定食(1300円)
ということで、丸山吉平のロースかつ定食です。美しい形、美しい衣。美しい盛り付けです。まとった衣がはがれないように、慎重に扱い、切られ、お皿の上にも敷き網を置いて衣がつぶれないように配慮されています。
断面です。この厚さと角がしっかり立っている感じ。そして中央がほんのりピンクな揚げ加減に期待が高まります。やっぱり良いとんかつはこうした断面が美しい、ということに気が付きます。肉の厚さも要因ですが、しっかり噛み応えがある肉質だということでしょう。
まずは塩でいただきます。肉と脂のうまみをしっかり感じられる食べ方です。うわさに聞いていた通り、脂が甘いです。そして口の中ではじけます。
次にからしとしょう油でいただきます。この食べ方は衣も香ばしさが引き立つ食べ方です。ごはんも進みます。
残りはソースをしっかりかけていただきます。ボクはやっぱり一番これが好きです。ごはんもガンガン進みます。通な人は良い肉には塩が合う。とか言うのだと思いますが、溢れる肉汁とソースの甘辛さが混ざり合って口の中がいっぱいになる感じ、ごはんがおいしく食べられるこの濃い味がボクには合っています。
という感じの、丸山吉平の初体験でした。とんかつやかつ丼が好きで、いろいろなお店で食べてきましたが、とんかつはここが今までで一番です。なかなか頻度高く通える立地ではありませんが、少しでもチャンスがあったら行きたいと思うお店です : )