サンダース ミリタリーダービー(Sanders Military Derby #1128)を履きはじめておよそ2年が経ちました。着用頻度だと90回ほどでしょうか。
現在の使用場面はビジネスで比較的カチっとした装いをする場面で。それから天候がぐずついている朝、少しの雨であれば気兼ねなく履ける革靴になりました。半年前の記録と比べると、履きジワがより一層深く刻まれています。でもポリッシュドレザーのアッパーはまだ健在で、深い履きジワによる優しい表情ながらもキリっとしたハリを保っています。
2年経ってもまだ頼もしくボクの足もとを飾ってくれるサンダースの今の表情を、購入当初と比較しながら記録しておきます。
サンダース ミリタリーダービー(Sanders Military Derby #1128)~購入から2年後の表情
最初は全体観から。左側が購入当初、右側が2年後の表情です。ツルっとした購入当初の表情から、ぬめり輝く優しい表情に変化しています。フォルムも革が柔らかくなり、ボクの足の形に沿って変化している様子が見て取れます。断然今の表情の方が好みです。シューレースは少し草臥れた様子が目立ってきました。いずれ付け替えを検討します。
アッパーをアップの写真で比較します。左足の2本の履きジワが目立ちます。履いて歩いているときには気にならない程度ですが。右足のシワは理想的というか、コードバンのような革のうねりと陰影が渋いです。購入当初よりも羽が締まり、ウェストのくびれが目立つようになりました。
次の横顔の比較です。こうして見るとキャップトゥと外羽根からつながる腰革は購入当初と変化が少ないです。アッパーは横顔までまるで笑った顔のようなシワが刻まれています。
後ろからかかとの比較です。かかとはヘタった様子はなくしっかりとしています。アウトソールもこの角度からでは特段削れている様子は見てとれません。サンダース ミリタリーダービーで採用されいるコマンドソールの強靭さがよくわかります。
その強靭なコマンドソールの比較です。この角度からだとかかとに多少の削れが見て取れますが、滑り止めの凹凸も含めてまだまだこのまま履いていけそうです。一番心配なのはつま先の削れですが、様子を見ながら部分的な補修を考えます。
ということで、サンダース ミリタリーダービー(Sanders Military Derby #1128)を2年間のエイジング(経年変化)の様子でした。前述の通り、多少の雨なら気兼ねなく履ける革靴になってきて、より無敵の相棒感が強くなりました。これからも大切に永く履いていきます : )