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家入一真と山田かまち

先の都知事選に出馬した家入一真さんの「こんな僕でも社長になれた」を読みました。

 

貧乏、イジメ、登校拒否、ひきこもり、両親の離婚、月収6万で新聞配達を経て、「ロリポップ!」でサーバー事業を起こして成功を遂げた、家入一真さんの物語です。失敗が続いても、大事な場面で逃げ出してしまっても、たったひとつのヒラメキと情熱で、すごく短い時間で成功できるということ、勇気をもらえます。

ボクは家入一真のサービスということを意識せず、ロリポもムームーも、ブクログも。ユーザーでした。家入さんとは同じ年です。ささいなきっかけでイジメに会ったり、ひとりぼっちの時間を現代小説を読むことで埋めたりと、世代も体験も近いことがありサービスのメッセージに自然と共感していたのかな、と気づきました。

それから、山田かまち体験。

早世の芸術家、山田かまちに若い頃に刺激を受けたことも共通体験でした。山田かまちは、17歳でエレキギターの演奏中に感電死し、死後に公開された絵画と詩が評価されました。氷室京介とバンドを組んでいたことも、ドラマティックなエピソードです。

家入さんの本の中では、かまちの詩の一節「逃げる逃げる ぼくは逃げて飛びつづける」が引用されています。かまちの詩は、日々の刺激になります。

ぼくは逃げる
どこへでも逃げる
そして自由になっている
そして本質をつかむ
きっとまた もどってくるだろう
しかし 今は逃げる どんどん逃げる、どこまでもどこまでも
くる日もくる日も 逃げて逃げて逃げまくる
逃げる逃げる ぼくは逃げて飛びつづける

おまえは自分をもっと大切にしろ
激しく美しく生きろ
おまえは生きることを生きろ
おまえは再びおまえをつかめ
おまえは眠っていた
それをゆり起こして
さあ、再びおまえを生きるんだ

3月は繁忙です。でも、時には逃げてもいいと思わせてくれます。それでも飛び続ければ。