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HIGH OUTPUT MANAGEMENT|アンディ・グローブさんカッチョいい!

会社で経営層ってのに入って5年が経とうとしています。マーケティング会社の経営者として、今の会社における自分の役割として、心がけていたことは常に新しいテクノロジーを参照しよう。という視点でした。

それは今でも変わらず、少なくとも社内では一番でいようと取り組んでいますが、ここ最近は「新しい技術や、当社の古くからの技術など、何を使って何をやるにも、やっぱり大切なのはそこで働く人々だ」という考え方が頭の中でどんどん大きくなっています。

ということで、少し前には食指にひっかからなかったマネジメント本を読み始めました。インテルの成長期を支えたCEO「アンディ・グローブ」のマネジメント論です。

この本はアンディが正にインテルでCEOとして大ナタを振るっている1983年に、熱い血がたぎる内容のまま初版が発行されています。その後、何度かの改編を経て今なおフレッシュに参照すべき内容がたくさんの本です。

最新の改訂版では、あの「Hard Things」のベン・ホロウィッツが序文を書いています。

HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか|苦闘とは!

ベン・ホロウィッツが語るアンディ・グローブがかっちょいい

ベンが書く序文はアンディへの敬意と敬愛が溢れています。力強いベンの文書で、アンディとこの本の功績を語るこのチャプターはここに書かれている価値をしっかりと要約しているとともに、本書のハイライトにもなり得る部分です。最初の最初の、こんなアンディ評から本書に惹き込まれていきます。

私がこの本を手に取ったとき、ペーパーバック版だったが、その表紙に驚いた。1995年版の表紙には大きなインテルのロゴに手をかけたアンディ・グローブが立っている写真が使われていた。私が見てきた他のCEOの写真とは違って、アンディはデザイナーズブランドの高級スーツを着ていなかった。髪もきれいに整えられていなかったし、攻撃的に腕を組むという、CEOによくあるポーズもしていなかった。腰のベルトからセキュリティカードをぶらさげているくらい普段働くとき、そのままのかっこうだった。あっけにとられて私は思わずつぶやいた。「セキュリティカードだって? 本の表紙を撮影するというのに、ベルトからカードさえはずさなかったのか?」

後になって考えると、このカバー写真は完璧だった。本を一読すれば気づくとおり、アンディ・グローブはすべてが実質の人間だ。アンディには自分を売り出すつもりもなければ、それにふさわしい印象的な写真を撮る時間などなかった。

HIGH OUTPUT MANAGEMENT アンディ・グローブ

アンディがいかにイノベイティブで、通常概念を破壊してきたかをおしゃれに解説しています。アンディ、かっちょいい。

いかに頭が良いか、いかにそのビジネスを熟知しているかとは関係がない。マネジャーはチームのパフォーマンスとアウトプットのみによって評価されるというのはこの点に関連している。

つまり「マネジャーは部下を手とり足とり指導すべきか、それともやり方は任せて結果だけを見るべきか」というものだ。

一見すると些細な問題に思えるかもしれない。しかしこれは自分の職の本質について深く考えたことのない95パーセントのマネジャーとそれ以外の5パーセントを区別するふるいの役割を果たす。アンディの答えは「場合による」だ。正確には「対象となる部下の資質による」。もし部下がその業務に経験が浅く、未熟であるなら、いちいち細かいところまで指示し、教育することは必須だ。しかし逆に部下が経験を積み、成熟しているなら権限を移譲することが理にかなっている。

当たり前のことだけど、自分も含めて改めて「マネジャはチームのパフォーマンスとアウトプットのみで評価される」と突きつけられると、恐怖にかられます。環境まるごと自分の責任と、そう考えてアクションすることの大切さを学びます。

本書は、往々にして無視されるが実際にはきわめて重要な点、つまり非常に重要な経営ツールであるミーティングにまるまる1章を割いている。アンディは最古の経営原則を新しい光に照らしてみせる。彼はミーティングを経営の「第一原理」から説明する。最初に説明しているのはワン・オン・ワン(一対一)の場合だ。インテルのCEOである重要人物が平凡きわまる一対一の話合いのやり方を説明するなど信じがたいことだ。

マネジメントの具体的な方法として「ワン・オン・ワンミーティング」を学ぶことは、本書を手に取った一番の理由です。ついつい互いの忙しさに甘えてしまうけど、インテルでCEOのアンディがやり遂げた。という事実を受け止めて、実行したいです。

アンディ・グローブやベン・ホロウィッツのように、かっちょよくて、チームや企業の成果を上げ続けるマネジャ・経営者になれるよう吸収していきます : )