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オアシス:スーパーソニック|凡庸なボクらが共感できるヘナチョコな奴らのビッグマウスなストーリー

昨年末にoasisのドキュメンタリー映画「オアシス:スーパーソニック」を観ました。今更ですが、感じたことをつらつらと。

すげぇ観たいとか、めっちゃ期待して、という感じではなかったけど、グリーンエイジの頃に少なからず嵌ってライブにも足を運んだoasisなので。作中で何回「F**k!」って言うかを指折り数えることを楽しみに観に行きました (^^;)

ドキュメンタリーは幼少期~結成~ネブワースでのライブまで。oasisが本当にhotでエキサイティングな時代を切り取ったストーリーです。全編に音楽が流れているのがいいですね。観客は疎らだったので、少しだけスウィングしたり、足踏みしながら観ていました。

 

 

内容は思った通り「F**k!」とビッグマウスのオンパレード。そういう横柄な態度と言動が注目される彼らだけど、ボクは昔から彼らのそんなところを憎めずにいます。本来は「俺って最高だろ!」なんていうロックミュージックは好きじゃありません。イメージで言うとムキムキな人たちが上半身裸で唄っているUSのハードロックとか。

oasisはそれとはちょっと違うと思っています。UKの田舎者が「俺たちすごいだろ(だよね?)」って、肯定して欲しくて言っている感じ。幼少期の父親に受けたひどい仕打ちとか、貧乏なエピソードとか、社会にうまく適応できないこととか。ちょいちょい織り交ぜて、でも大丈夫でしょ?と去勢を張りつつ、基本ヘナチョコなんです。だからいい感じ。凡庸なボクらが共感できるロックンロールミュージックなんです。

25万人を動員したネブワースでのライブについて問われて、ノエルがこう答えます。

25万人が会場に来たことがすごいんじゃない
250万人が来たいと思ってくれたことがすごいんだ

「俺がすごい」じゃなくて、意外と自分の目の前よりも先にいる大衆を見ているんですよね。ちょっと感動しました。

前述の通り、ネブワースまではoasisのよい時代だから、喧嘩やトラブルのエピソードもどことなくほっこりとしていて、たった今駆けあがっている高揚感が感じられるユーホリックなドキュメンタリーでした : )

 

あら。3月にはもうパッケージが販売されるようです。